最近、テレビや雑誌で「腸活」という言葉を見かけない日はないくらい「腸活」は有名になりました。

大阪府吹田市の漢方相談薬店『こきあ相談薬店』でも、「お腹の調子を整えたい」「便秘を解消してスッキリしたい」と、腸活を意識してご相談に来られるお客様や「腸活」ってよく耳にするけど何?といってお越しになるお客様がとても増えています。

しかし、多くの方が「腸活=便通を良くすること、ヨーグルトを 毎日食べること」だと思っていらっしゃいます。

実は、腸の本当の凄さはそれだけではありません。

我々こきあ相談薬店が、日々「腸活」について勉強を重ねる中で改めて驚かされたのは、「腸は、人体の中で最も血液を必要とし、最も多くの血が集まる臓器である」という事実です。ご存知でしたか?

本日は、一般の腸活本にはなかなか載っていない「腸と血液の深い関係」を紐解きながら、なぜ今、根本的な体質改善に「本当の腸活」が必要なのかを、分かりやすく解説します。

知ってた?脳でも心臓でもなく「腸」に血液が集中する理由

私たちの体の中には、休むことなく血液が巡っています。

「一番血液を使っているのは、どの臓器だと思いますか?」と聞かれたら、皆様はどの臓器とお答えになりますか?

常にフル回転している脳や、ドクドク動いている心臓では?と思われる方が多いのではないでしょうか。

私はおそらく脳だと思っていました。

しかし、正解は「腸」なんです。

驚くことに、体全体の血液の約3分の1(リラックス時や食後はそれ以上)が、胃腸などの消化器官に集中しているのです。

なぜ、腸はこれほどまでに大量の血液を必要とするのでしょうか?理由は大きく分けて2つあります。

① 栄養を吸収して全身へ送り出す「一大ターミナル」だから

腸(特に小腸)は、私たちが食べたものを消化し、栄養を吸収する場所です。

吸収された栄養は、腸の壁に網の目のように張り巡らされた毛細血管を通じて、一度「肝臓」へ集められ、そこから全身の細胞へと運ばれます。

つまり、腸は栄養を全身に配るための「出発駅(一大ターミナル)」。そこがエネルギー不足(血流不足)になってしまっては、せっかく良いものを食べても全身に栄養が行き渡りません。

② 24時間体制で戦う「免疫の最前線」だから

実は腸には、体全体の免疫細胞の約70%が集まっています。

外から入ってきた食べ物(同時にウイルスや細菌などの外敵も入ってきます)をチェックし、体に害を及ぼさないかを見張る巨大な守備隊が24時間体制で働いています。

この免疫細胞たちが元気に活動するためには、酸素と栄養をたっぷり含んだ「大量の血液」が絶対に欠かせないのです。

漢方の視点で見ると納得!「腸活」と「血(けつ)」の切っても切れない関係

東洋医学(漢方)の世界では、数千年前からこの「腸と血液の関係」を経験的に知っていました。

漢方では、体を構成する3つの柱を「気(き)・血(けつ)・水(すい)」と呼びますが、その中の「血(けつ)」を生み出す大元こそが、お腹(脾胃:ひい=消化器官)であると考えます。

「血」が足りないと、お腹が動かない

漢方でいう「血」は、単なる血液という液体だけでなく、全身を潤し、精神を安定させる栄養物質全般を指します。

お腹(腸)の働きが弱まると、質の良い「血」を作ることができなくなります(血虚:けっきょ)。

そして、「血」が不足すると、今度は腸を動かすためのエネルギーとしての血液が腸自体に十分に行き届かなくなり、便を押し出す力(蠕動運動)が低下して、便秘やガスの停滞を引き起こすという悪循環に陥ってしまうのです。

「お腹の冷え」は血流をドロドロにする

お腹が冷えたり、ストレスで緊張したりすると、腸の血管がギュッと縮んでしまいます。すると、最も血液が集まるべき場所に血が巡らなくなり、東洋医学でいう「瘀血(おけつ=血の滞り)」の状態になります。

「腸活を頑張っているのに、なかなか結果が出ない…」という方は、乳酸菌が足りないのではなく、実は「お腹の血流不足(冷えやドロドロ)」が根本原因であるケースが非常に多いのです。

腸の血流が滞るとどうなる?全身に現れる「負のスパイラル」

腸が最も血液を使う臓器であるということは、「腸の血流トラブルは、全身のトラブルに直結する」ということでもあります。腸の血流が滞ることで引き起こされる、代表的な不調を見てみましょう。

【腸の血流が滞ることで引き起こされる代表的な不調】

  • 肌のコンディション: 腸で吸収された老廃物が血液に乗って全身を巡ってしまい、肌荒れ、吹き出物、くすみ、乾燥の原因になります。
  • 太りやすく痩せにくい: 腸の血流が悪いと腸の働きが悪くなり、腸内環境が悪化します。栄養の吸収や老廃物の排出がスムーズにいかず、ぽっこりお腹や「むくみ」の原因になります。
  • 免疫力の低下: 血液が足りず免疫細胞がサボってしまうため、風邪を引きやすくなったり、アレルギー症状(花粉症など)が出やすくなったりします。
  • メンタルの乱れ: 幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の約9割は腸で作られます。腸の血流が悪いと、イライラ、不安、寝つきの悪さに繋がります。

このように、お腹の血流が悪くなると、体はどんどん「負のスパイラル」へと巻き込まれていってしまいます。

今日からできる!腸の血流をドバドバ流す「本当の腸活」3つのアプローチ

では、腸にしっかりと元気な血液を巡らせ、健康でスッキリした毎日(正のスパイラル)に変えていくためにはどうすれば良いのでしょうか。こきあ相談薬店がおすすめする、日常の養生法を3つご紹介します。

① 「温かいもの」を意識して胃腸を労わる

最も手軽で強力な血流対策は、お腹を「冷やさない」ことです。

冷たい飲み物やアイス、生の野菜ばかりを摂っていると、腸の毛細血管は一瞬で縮み、血流がストップしてしまいます。

食事の際は、スープや味噌汁など温かい汁物を一品添える、お水は常温か白湯にするなど、内側からお腹を温めて血管を広げてあげましょう。これだけで腸の動きは劇的に変わります。

② 「よく噛む」ことで腸の労働時間を減らす

一口につき30回以上噛むことを意識してみてください。

よく噛まずに飲み込まれた食べ物は、胃腸にとって大渋滞の原因になります。消化するために腸は通常以上のエネルギー(血液)を激しく消耗し、疲弊してしまいます。

口の中でしっかり細かく噛み砕き、唾液(これも立派な消化液です)と混ぜ合わせることで、腸への負担を減らし、血流を効率よく使えるようにサポートしてあげましょう。

③ ストレスを溜め込まず、リラックスする時間を作る

腸と脳は「腸脳相関(ちょうのうそうかん)」といって、自律神経を通じて深く繋がっています。

ストレスを感じて交感神経が優位(緊張状態)になると、体は「戦うモード」になり、血液は筋肉や心臓に優先的に配られて、腸への血液供給は後回しにされてしまいます。

1日の終わりにゆっくりお風呂に浸かる、ハーブティーを飲む、心地よい音楽を聴くなど、副交感神経(リラックスモード)のスイッチを入れて、腸に血液をしっかりと戻してあげる時間を作りましょう。

根本から健やかな体を作っていくために

こきあ相談薬店では、お越しいただいた際に、お客様の普段の生活スタイルや食事の摂り方、お腹の冷え具合などを詳しく丁寧にお聞きしています。

「乳酸菌サプリを飲んでいるけれど変わらない」

「万年便秘で、お腹がいつも張って重たい」

「最近、何をやっても痩せにくくなってきた」

そうしたお悩みに対して、単に「便を出すもの」をお渡しするのではなく、お一人お一人の体質(気血水のバランス)を見極め、「お腹の血流を整え、内側から自然に動く体」へと導くための漢方薬、漢方食品、サプリメントをご提案しています。

体調というものは、一度「正のスパイラル」に入ると、面白いほどどんどん良くなっていくものです。

今現在、どこかで「負のスパイラル」に陥っている原因を突き止め、それを「正のスパイラル」へとひっくり返すお手伝いをすることこそが、私たちこきあ相談薬店がおすすめする物であり、アドバイスです。

これらを決め、一歩を踏み出されるのは、あくまでもお客様ご本人。

こきあ相談薬店が出来ることは、その歩みを全力で後方支援することです。

「私の腸、もしかして冷えて血流が滞っているかも…?」と気になった方は、ぜひ一度お気軽にご相談くださいね。

ご相談は全国どこからでも、ZOOM、ライン電話、ライン動画、お電話、メールなどで承ります。

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お電話(06-7897-7116)、メール(kochia.yakuten@gmail.com)、公式ライン、ホームページのお問い合わせ欄https://kochia-yakuten.com/contact/ でご連絡お待ちしております。

このブログはこきあ相談薬店の薬剤師、芳田がお届けしました。最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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