「腸活」すなわち、腸内環境を整えることが体の健康に繋がることはよく知られています。同様に、潤い皮膚科クリニックの豊田雅彦院長は、単にスキンケアをするだけでなく、生活習慣や食事、心の状態など、肌の健康に関わるあらゆる側面からアプローチして、肌本来の力を高めることにより、弱い肌を強く育て、かゆみや肌トラブルをなくすことを「肌活(はだかつ)」と提唱されています。
本日は豊田雅彦先生の著書の内容も少しまじえながら、健やかなお肌を育むためのコツをお話します。

肌を覆っている様々な種類の常在菌の集団、皮膚フローラとは
私たちの皮膚には、「皮膚フローラ」と呼ばれる細菌の集団が存在し、これはアレルギーや免疫機能と深く関わっています。腸内環境と同じように、皮膚フローラのバランスを保つことは健やかな肌を育むためにはとても重要なことです。
皮膚フローラとは、私たちの皮膚の表面に存在する様々な種類の常在菌の集団のことで、腸の中に腸内細菌叢(腸内フローラ)が存在するように、実は皮膚にも多様な細菌や真菌(カビ)、ウイルスなどがバランスを取りながら共生しています。
皮膚の表面1cm²あたりに数十億から数百億個の常在菌が存在すると言われていて、これらの微生物は、私たちの目には見えませんが、皮膚の健康を維持するために重要な役割を果たしていると考えられています。
皮膚フローラの主な構成メンバー
皮膚フローラの構成は、人によって、また体の部位によっても異なりますが、主なメンバーとしては以下のようなものが挙げられます。
- 細菌:
- 表皮ブドウ球菌(Staphylococcus epidermidis): 皮膚に最も多く存在する代表的な常在菌で、皮膚のバリア機能を助けたり、他の病原性の細菌の増殖を抑えたりする働きがあると考えられています。グリセリンや脂肪酸を生成し、皮膚の保湿やpHバランスの維持に貢献します。
- アクネ菌(Cutibacterium acnes): 皮脂を栄養源として毛穴に存在し、ニキビの原因の一つとして知られていますが、通常は皮膚のpHを弱酸性に保つなど、良い働きもしています。
- 黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus): 健康な人の皮膚にも少量存在しますが、皮膚のバリア機能が低下すると増殖し、アトピー性皮膚炎の悪化や感染症の原因となることがあります。
- その他、コリネバクテリウム属(Corynebacterium spp.)、マイクロコッカス属(Micrococcus spp.)などなど
- 真菌(カビ):
- マラセチア菌(Malassezia spp.): 皮脂を好む真菌で、癜風(でんぷう)や脂漏性皮膚炎の原因となることがあります。
※脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)とは、皮脂の分泌が盛んな部位に起こりやすい、慢性的な炎症性皮膚疾患です。頭皮、顔(特に鼻の周りや眉間)、耳の周り、胸、背中などによく見られます。見た目が他の皮膚疾患(例えば、アトピー性皮膚炎や乾癬など)と似ている場合があるため注意が必要です。
- マラセチア菌(Malassezia spp.): 皮脂を好む真菌で、癜風(でんぷう)や脂漏性皮膚炎の原因となることがあります。
- ウイルス:
- 近年、皮膚に存在するウイルスの役割についても研究が進められています。
皮膚フローラの重要な役割
皮膚フローラは、私たちの皮膚の健康を様々な面からサポートしています。
- バリア機能の維持: 常在菌は、皮膚の表面に薄い膜を作り、物理的なバリアとして外部の刺激物や病原体の侵入を防ぐ役割を担っています。また、抗菌物質を産生することで、他の有害な微生物の増殖を抑制すると考えられています。
- 免疫機能の調節: 皮膚フローラは、皮膚の免疫細胞と相互作用することで、免疫系の発達や維持に関わっていると考えられています。バランスの取れた皮膚フローラは、過剰な免疫反応を抑え、アレルギーなどの炎症性疾患の発症を抑制する可能性も示唆されています。
- 皮膚のpHの維持: 一部の常在菌は、皮脂などを分解する際に酸性の物質を産生し、皮膚のpHを弱酸性に保つ働きがあります。弱酸性の皮膚環境は、多くの病原菌の増殖を抑えるのに役立ちます。
- 天然保湿因子の生成: 一部の研究では、皮膚フローラが天然保湿因子(NMF)の生成に関与している可能性も示唆されています。
皮膚フローラのバランスが何らかの原因で崩れてしまうと、様々な肌トラブルを引き起こす可能性があります。そのために皮膚フローラのバランスを保つことがとても重要になってきます。
皮膚フローラのバランスは、個人の遺伝的要因、年齢、性別、生活習慣(食事、運動、睡眠など)、スキンケア、環境など、様々な要因によって常に変動していますが、理想的なバランスとは、多様な常在菌が適度な割合で存在し、病原性微生物の増殖が抑制されている状態です。
豊田先生提唱「肌活」の3つのポイント
豊田先生によれば、次の3つのポイントを意識するだけで、誰でも肌活を始めることができると言われています。
- 肌を潤わせる(保湿)
- 肌の内部の熱を冷ます(冷却)
- 肌を清潔に保つ
なぜ「弱い肌」はかゆみやすいのか?
ここでいう「弱い肌」とは、ちょっとした刺激にも過敏に反応してかゆみを感じやすい状態のことです。弱い肌には、主に敏感肌とデリケート肌の2つのタイプがあります。
敏感肌
- 敏感肌は、主に乾燥によって肌のバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすくなっている状態を指すことが多いです。
- 主な原因: 乾燥、間違ったスキンケア、紫外線、季節の変わり目、生活習慣の乱れなど
- 主な症状: カサつき、つっぱり感、ヒリヒリ感、赤みが出やすい、かゆみが出やすいなど
- イメージ: 肌の水分や油分が不足していて、バリアが弱くなっているため、様々な刺激に過敏に反応する状態
- 敏感肌は、後天的な要因で肌のバリア機能が低下した結果、刺激に弱くなっている状態ともいえます。
デリケート肌
- デリケート肌は、もともとの肌質が刺激に弱く、特定の物質や状況に対して過敏に反応しやすい状態を指すことが多いです。
- 主な原因: 生まれつきの肌質、アレルギー体質、特定の化粧品成分、物理的な刺激(摩擦など)
- 主な症状: 化粧品がしみやすい、髭剃り後にヒリヒリしやすい、初めて使うものに反応しやすい、かぶれやすいなど
- イメージ: 肌そのものが繊細で、通常は問題にならないようなわずかな刺激にも過敏に反応する状態
- デリケート肌は先天的な要素や体質的な要因で、もともと肌が刺激に弱い状態ともいえます。
肌のバリア機能の要:表皮と角質層

皮膚は、内側から皮下組織、真皮、そして一番外側の表皮という層が重なってできています。表皮は薄い組織ですが、乾燥や紫外線などの外部刺激から肌を守り、潤いを保つためのバリアとして重要な役割を果たしています。
表皮はさらに内側から基底層、有棘層、顆粒層、そして最も外側の角質層という構造になっています。このバリア機能の中でも特に重要なのが、皮脂膜と角質層です。

- 皮脂膜: 皮脂と汗が混ざり合ってできる膜で、肌の表面を覆い、水分の蒸発を防ぎ、外部からの刺激をブロックしています。しかし、入浴などで簡単に洗い流されてしまいます。
- 角質層: 角質細胞がレンガのように積み重なった構造で、水分の保持と外部刺激からの防御に重要な役割を果たしています。皮脂膜が失われると乾燥しやすくなり、さらに水分が蒸発して乾燥が進むという悪循環に陥ります。バリア機能が低下すると、細菌やアレルゲンなどが角質層の隙間から侵入し、肌トラブルを引き起こす原因となります。
肌の生まれ変わり:ターンオーバー
基底層では常に新しい細胞が作られ、徐々に表面へと押し上げられ、最後は寿命を迎えて角質細胞となり、やがて垢やフケとして剥がれ落ちていきます。この新しい細胞が生まれてから剥がれ落ちるまでのサイクルのことを「ターンオーバー」と呼びます。
ターンオーバーの周期は、体の部位や年齢によって異なり、顔は約28日周期ですが、かかとは約100日周期とされています。また、年齢を重ねるごとにターンオーバーの周期は長くなり、20代では平均28日前後であるのに対し、、60代では100日程度まで伸びると言われています。(もちろん年齢や個人差がおおいにあります)ターンオーバーが遅れると、古い角質が蓄積して肌がゴワついたり、乾燥しやすくなったりします。
ターンオーバーが適切に行われることも、健康な角質層の維持とバリア機能の正常化、肌の潤いと保水力の維持、ニキビや肌荒れの予防などにはとても重要なことになります。
肌活の基本①:丁寧な保湿
肌活の最も基本的なケアは保湿です。化粧水や乳液などの自分に合った保湿剤を顔だけでなく全身にたっぷりと馴染ませることが大切です。
豊田先生は、保湿剤を上手に塗るための3つのコツを教えてくれています。
- シワに沿って塗る: シワの奥まで保湿剤が届き、塗りムラを防ぎます。
- お風呂上がり10分以内に塗る: 入浴で潤った肌の水分はすぐに蒸発してしまうため、早めに保湿することが重要です。お風呂場で体の熱を少し冷ましてから、素早く保湿しましょう。
- たっぷりと塗る: 肌がテカテカするくらいが目安です。塗り終えた後、肌にティッシュペーパーが軽く張り付く程度であれば、十分に潤っていると言えます。
国立医療研究センターの研究によると、生後1週間以内の赤ちゃんに全身保湿をすることで、アトピー性皮膚炎の発症リスクが3割以上も低下したそうです。幼い頃にアレルギーを起こすと、アレルギーマーチと呼ばれる、様々なアレルギー疾患が連鎖的に起こる可能性もあります。
アレルギーマーチの予防には、皮膚のバリア機能を正常に保つことが非常に重要です。そのため、生まれたときからしっかりと保湿ケアを行うことが推奨されています。
肌活のポイント②:肌の熱を冷ます
肌が赤くなっているのは、内部で炎症が起きて熱を持っているサインです。この炎症がかゆみの原因となります。つまり、肌の熱を冷ますことは、炎症やかゆみを抑えることに繋がります。
アトピー性皮膚炎の肌は特に炎症を起こしやすく、熱を持ちやすい状態です。肌が乾燥していると熱がこもりやすくなりますが、しっかりと保湿することで、気化熱を利用して熱を逃がすことができます。潤った肌は炎症を起こしにくい、火がつきにくい状態と言えるでしょう。
汗には、体温を下げるだけでなく、肌の潤いを保ち、バリア機能をサポートする3つの大切な役割があります。健康な汗は弱アルカリ性で、99%が水分なので、汗自体がかゆみを引き起こすことはありません。
良い汗をかくためには、うっすらと汗ばむ程度の軽い運動を日常生活に取り入れることが大切です。運動によって新陳代謝が促され、皮脂の分泌も自然と行われます。アトピー性皮膚炎の方は、健康な人に比べて発汗量が少ない傾向があるため、意識して汗をかくようにすると良いでしょう。
ただし、かいた汗は放置せずに、早めに洗い流すことが重要です。汗を放置すると皮膚フローラのバランスが崩れ、黄色ブドウ球菌などの悪玉菌が増殖しやすくなります。
肌活のポイント③:肌を清潔に保つ
肌を清潔に保つことは、肌活の3つ目の重要なポイントです。しかし、洗いすぎは禁物です。石鹸やボディソープは、肌の潤いを保つために必要な皮脂やセラミド、天然保湿因子(NMF)を洗い流してしまいます。
天然保湿因子の主成分はアミノ酸で、水に溶けやすい性質を持っています。そのため、熱いお湯での長風呂やシャワーの浴びすぎは、天然保湿因子を失わせる原因となります。肌が弱い方や痒みのある方は、湯船に浸かる時間を短くし、お湯の温度も38~40℃程度のぬるま湯にしましょう。
石鹸やボディソープの使用は多くても1日1回までにしておくのがよく、何度も洗ったりゴシゴシと洗うと皮脂膜が失われ、皮膚フローラのバランスが崩れてしまいます。一般的な石鹸はアルカリ性であるため、弱酸性の皮脂膜を洗い流すと、肌がアルカリ性に傾き、黄色ブドウ球菌などの悪玉菌が増殖しやすくなります。石鹸を使う際は、よく泡立てて優しく手で洗い、肌に優しい素材のタオルを使用しましょう。
皮膚フローラの乱れは、アトピー性皮膚炎を悪化させる要因の一つです。研究では、アトピー性皮膚炎患者の皮膚では常在菌の種類が少なく、その多くが黄色ブドウ球菌であることが分かっています。また、増殖した黄色ブドウ球菌が出す毒素が、かゆみや炎症の原因になっているとも報告されています。
アレルギー反応やかゆみを引き起こす物質の一つにヒスタミンがあります。黄色ブドウ球菌の毒素は、ヒスタミンを放出するマスト細胞を過剰に刺激してしまうのです。
私たちの体には、皮膚の異常を感知して脳に伝える機能があり、その役割を担うのがマスト細胞です。マスト細胞が異常を感知するとヒスタミンを放出し、ヒスタミンがかゆみ受容体と結合することで、かゆみとして認識されます。
かゆみを感じたときは、冷やすことが有効です。冷やすことで血管が収縮し、かゆみ神経の伝達が遅くなります。また、マスト細胞や炎症性物質の働きも抑制されるため、かゆみを感じにくくなります。保冷剤や氷を清潔なハンカチなどで包み、痒い部分に優しく当てましょう。ただし、冷やしすぎると反動で血管が拡張し、かゆみが強くなることもあるので注意が必要です。
肌の土台を築く:バランスの取れた食事
タンパク質、脂質、炭水化物の三大栄養素は、皮膚を作る土台となり、ターンオーバーのエネルギー源となる重要な栄養素です。特に脂質は、皮膚のバリア機能を保つ材料となるだけでなく、ビタミンA、D、Eといった脂溶性ビタミンの吸収を助ける働きもあります。
オメガ3系脂肪酸にはアレルギーや炎症を抑える作用があります。青魚(EPA、DHA)、えごま油や亜麻仁油(α-リノレン酸)などに豊富に含まれています。
一方、オメガ6系脂肪酸の摂りすぎには注意が必要です。大豆油やコーン油に含まれるリノール酸は、お菓子やパン、カップ麺、加工食品、ファストフードなどに多く含まれており、過剰摂取は皮膚のアレルギー性炎症などを悪化させる可能性があります。
ビタミンA、C、Eは、肌にとって非常に重要な抗酸化ビタミンです。活性酸素から細胞を守り、皮膚のターンオーバーを正常に保つ働きがあります。
- ビタミンA: レバー、卵、緑黄色野菜などに含まれ、不足すると肌が乾燥しやすくなります。
- ビタミンC: 柑橘類、イチゴ、ブロッコリーなどに含まれ、肌のダメージを防ぎ、ターンオーバーを整えます。
- ビタミンE: ナッツ類、魚介類、大豆、緑黄色野菜などに含まれ、血行を促進し、新陳代謝を促します。
ミネラルの中でも特に重要なのは亜鉛と鉄です。
- 亜鉛: 魚介類、肉類、海藻類などに含まれ、皮膚のターンオーバーを促進し、炎症を抑える効果があります。
- 鉄: 赤身の肉や魚、レバーなどの動物性食品(ヘム鉄)と、卵、緑黄色野菜、大豆製品、海藻類(非ヘム鉄)に含まれ、血液のもととなり、肌のターンオーバーをサポートします。不足すると貧血になり、肌荒れの原因となることもあります。
ストレスと肌のかゆみの関係
リラックスすると体が痒くなるという経験をお持ちの方もあると思います。これは自律神経のバランスが関係しています。
イライラしたり緊張したりして交感神経が優位になると、アドレナリンが分泌され、アレルギーに関わるIgE抗体が作られやすくなります。IgE抗体がマスト細胞に働きかけヒスタミンを放出するため、かゆみが生じます。
一方、副交感神経が優位になると血管が拡張し、血流が促進されて体温が上昇します。これにより、血管の周りにあるかゆみ神経やマスト細胞が刺激され、かゆみを感じやすくなると考えられています。
交感神経が優位になっても、副交感神経が優位になってもかゆみが生じるとは・・・本当に辛い物です。
加齢・人工透析と乾燥肌
加齢とともに、肌の潤いを保つ皮脂やセラミド、天然保湿因子の量は減少していきます。そのため、角質層が厚くなるにもかかわらず、保湿成分が不足し、肌はより乾燥しやすくなります。これが老人性乾皮症です。空気が乾燥する季節には、特に乾燥とかゆみが現れやすくなります。
また、人工透析を受けている患者さんは、皮膚への水分供給が低下し、角質層の水分量も減少します。さらに、透析による影響で汗腺や皮脂腺の機能が低下し、皮脂や汗の分泌が減ることで、より乾燥が進んでしまいます。
このように、肌の痒みやトラブルには様々な要因が複雑に関わっています。豊田先生が提唱する「肌活」の3つのポイント、保湿、冷却、清潔を意識した日々のケアと、バランスの取れた食事、ストレスを溜めない生活習慣を心がけることが、健やかな肌への第一歩となるでしょう。
悪いことをしたと思う、長男の辛く苦い思い出
私の長男は生後1月もしない頃から顔~全身にかけ、とてもひどいアトピー性皮膚炎になってしまいました。
今から35年弱前はアトピー性皮膚炎という病気、名前もまだそれほどポピュラーではなく、抱っこしている長男を覗き込んだ人が「ギョッ!」息を飲むのがわかるくらい酷い有様でした。
ひどい痒さのために夜も眠れず、掻きむしり防止にしていた綿のミトンも、湿疹から出る汁で一晩でまっ黄色になるくらいで、今、思い出してもつらく悲しい思い出です。
それゆえ、少しでも良い情報を。と、ドクターショッピングと薬局ショッピングを重ねたり、友人たちからも情報をもらったりしながら、家族で症状の増減に一喜一憂しながら子育ての毎日を送っていたことを思い出します。
結果的には、長男は1歳9カ月でひどい腸炎を患い、40日ほど入院する羽目になるのですが、この入院生活をきっかけにアトピー性皮膚炎はすっかり治ってしまいました。
今では腸内環境の重要性は証明されていますが、まだまだ当時は一部でしか言われていなかった腸内環境とアレルギーの関係を思い知った出来事でした。本日は本題とそれますので、このことはまた後日改めて書きたいと思います。
なぜ私が長男に対して悪かったなぁ~と、苦い思い出となっているかといいますと、孫の子育てを身近で見たことがきっかけになっています。
仰天した現代の孫のスキンケア!!
最近子育てをされたことがある方、その様子を見たことがある方はご存知かと思いますが、赤ちゃんのお風呂タイム、全身くまなく泡だらけにして洗ったかと思うと、次に、湯上げするや否や、間髪入れずに、全身保湿剤をテッカテカに塗りまくります。感覚的にはべちょべちょ状態。「こんなに塗らんとアカンもんなん?!?!」と驚きました。
この様な赤ちゃんのスキンケアが提唱されるようになったのは2010代になってからのようです。よって、私が3人の子育てをしたころには保湿の概念なんてほぼなし!!だったため、仕方がなかったといえば仕方がないのですが・・・。
そんなふうなもんで、二人の孫はツルツルピカピカの玉のようなお肌をしております。
明らかに私の長男へのスキンケアのミスが原因の一つであることは間違いなく、今の様なスキンケアの概念があの頃に出来上がっていれば、長男もあれほどまでにひどいアトピー性皮膚炎にはならなかったのではないのかなぁ~~・・・なんて、すこし胸がキュンと痛むのであります。
とはいえ、現在でもアトピー性皮膚炎で悩んでおられるお子さんが多くおられます。
スキンケアだけが要因ではなく、そのお子さんそのお子おさんがもつ様々な要因が複雑に絡んでいるのは明らかです。
ご本人だけでなく親御さんも含め、本当に症状に一喜一憂される日々だと思います。
経験者として少しでも症状が軽くなるためのお手伝いができればと思っています。
こきあ相談薬店にはセラミドやヒアルロン酸が入った石鹸や保湿剤だけでなく、保湿効果に加え肌の再生力を高める効果のある核酸の入ったジェルやクリーム、オゾンにより肌が活性化し、結果的に肌のバリア機能が高まるようなジェルクリームなどなど数種類が揃っています。それぞれの方のお肌の状態やお好みの使用感で使い分けていただくことが可能です。
また、取り扱いブランド「タイヨウノカオリ」シリーズは、私と同様、ご自分のお子さんの酷いアトピーをきっかけに立ち上げられたブランドです。
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このブログはこきあ相談薬店の薬剤師 芳田がお届けしました。最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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