寒い冬は生姜でポカポカ…の落とし穴！知らないと損する生姜の真実

1 体の冷えには生姜がいい。あなたもそう思っていませんか？
2 生姜の効能
3 生姜の摂りすぎは〇〇の原因！？タイプ別に見る生姜の落とし穴
4 あなたの生姜の摂り方は間違っている！？生姜の常識、非常識
5 もしかして逆効果！？生姜の摂り方、間違っていませんか？
6 生姜の摂取量の目安は？
7 生姜の皮は剥く？剥かない？知らないと損する生姜の真実
8 生姜の摂り方のポイント
9 困ったらこきあ相談薬店へ相談

体の冷えには生姜がいい。あなたもそう思っていませんか？

確かに生姜は体を温める効果があり、寒い冬には欠かせない食材ですよね。でもちょっと待って！

その生姜の摂り方、本当に大丈夫ですか？

実は、生姜には知っておくべき落とし穴がたくさんあるんです！

生姜の効能

生姜は、料理の薬味やジンジャーティー、生姜湯など、様々な形で私たちの生活に取り入れられています。漢方薬にも使われているし、民間療法では生姜湿布なんてものもありますよね。

生姜には、体を温める、消化を助ける、吐き気を抑える、抗菌・殺菌作用があるなど、様々な効能があることが知られています。

生姜の摂りすぎは〇〇の原因！？タイプ別に見る生姜の落とし穴

生姜には身体を温める作用があるので、身体の中に熱がこもっている人が食べると、かえって症状が酷くなってしまうことがあります。

どのような人かというと、

揚げ物や炒め物、焼き物など火を通したものばかりを食べがちな人
ニキビや喉が痛い、黄色い鼻水や痰が出る人
肌や髪の乾燥が気になったり、手足が火照ったり、のぼせたり、顔が火照ったりする人

このような人は、生姜の摂り方に注意が必要です。

あなたの生姜の摂り方は間違っている！？生姜の常識、非常識

陰陽で考えた時、夜は陰で、身体の気が内向きに篭るようになります。その時に陽の発散効果（＝外向き）のある生姜を摂ると、そこにアンバランスが起きてしまい、睡眠に支障が出たり、吹き出物やニキビの原因になったりすることがあります。それを防ぐためには、夕食に使う生姜の量は控えめにするなどの注意が必要です。

もしかして逆効果！？生姜の摂り方、間違っていませんか？

寒い季節は熱い鍋やスープなど、自然と身体を温める物を摂るようになります。また、冬に旬の食べ物には身体を温める物が多くなります。そこにさらに、寒いからといってガッツリ生姜を食べると、身体の中に熱が篭りやすくなったり、身体の乾燥を助長してしまうことがあります。冷え性や寒がりの人以外の人は、これまた、冬場には摂り過ぎないことが肝要です。

生姜の摂取量の目安は？

いずれにしても、すべての人に（冷え性・寒がりの人を含めて）共通なこととして、食べ過ぎには注意が必要で、過剰に摂取すると、かえって胃腸の不調や吐き気、下痢などの症状が出ることがあります。

生姜の1日の摂取量の目安は、

生の生姜で5～10g（５グラムで親指の大きさくらいのひとかけら、チューブの生姜だと大さじ１弱くらいが目安）
乾燥させた生姜で1～3g程度（小さじ１杯くらいが目安）です。

ちなみに、お料理に入っている分にはあまり気にされなくてもいいと思います。

生姜の皮は剥く？剥かない？知らないと損する生姜の真実

生姜の皮は涼性（体を冷やす性質）で、その内側は温性（体を温める性質）になっています。

皮が付いたままの生姜は身体の表面を温めて発汗させる作用があり、風邪の引き始めの時のように体がゾクッとした時には皮つきの生姜で、さっさと風邪（ふうじゃ）と取っ払っらえるということになります。
冷え性の人が、皮つきの生姜をたくさん摂ってしまうと発汗により身体の熱が外に出て行ってしまい、かえって身体が冷えてしまうことがありますので注意が必要です。
冷え症の方や寒がりの人に生姜紅茶がよく勧められていますが、生の生姜を用いる時には皮を剥いた生姜を摂るのがいいということになります。
皮を剥いた生姜を乾燥させたものや、熱を通して食べると、一番身体が温まるということになります。

生姜の摂り方のポイント

難しく考えると、これまたややこしい話になりますので、一番大切なことは、普通の人は食べ過ぎない！！ということに尽きるのではないでしょうか。そして明らかに身体に偏りがある人（熱が篭っていたり、冷え性だったり）は、生姜の摂り方には気をつけた方がいいということになります。）

困ったらこきあ相談薬店へ相談

「ほんなら私はどうすればいいの？」そう思われる方はぜひ、こきあ相談薬店にご相談ください。私たちがお話をお聞きします(#^^#)

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このブログはこきあ相談薬店の薬剤師　芳田がお届けしました。最後まご覧くださいましてありがとうございました。

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