「肝臓の疲れ」と言えばお酒を飲む人のイメージですが、実はそうでもありません。

本日のブログでは現代人に増えている「肝臓の疲れ」について深堀りしていきたいと思います。

このブログが「肝臓の疲れ」や体の不調、あるいは毎日を病気知らずで過ごしていきたいと思っておられる方のお役に立てれば幸いです。

500以上の仕事をこなす!肝臓は「体の一大化学工場」

肝臓はお腹の右上部あたりに位置する重さ約1~1.5kgの人体最大の臓器です。

多量の血液を含む最も高温な臓器としても有名です。

たんぱく質の合成やグリコーゲンといった栄養素の貯蔵・分解、アンモニアの分解、尿素の合成、アルコールや添加物の解毒など、500を超える身体機能を担っていて、その役割は、まさに「体の一大化学工場」といえます。

  • 代謝: 食べたもの(糖・脂質・たんぱく質)をエネルギーに作り変える。
  • 貯蔵: いざという時のために栄養を蓄える。
  • 解毒: アルコールや添加物、薬の成分、代謝で生じたアンモニアなどを無害化する。
  • 胆汁の生成: 脂肪の消化を助ける液体を作る。

これら500以上の機能を同時にこなしており、もし実際の工場で同じことをやろうとすれば、広大な工業地帯が必要なほどの超ハイテク機関です。

お酒を飲まないのになぜ?現代人に増えている「肝臓疲れ」の3大原因

肝臓の疲れといえばお酒の飲み過ぎのイメージがありますが、最近ではお酒の影響以外にも、現代社会の生活形態により肝臓は疲れてしまっています。

①デスクワークによる「目の酷使」は肝臓を消耗させる

  • デスクワークによる目の酷使: 東洋医学では「目と肝はつながっている」と考えます。PCやスマホの使いすぎは、想像以上に肝臓を消耗させます。

② コンビニ弁当や外食による「添加物・糖質・脂質」の過剰処理

  • 飽和状態の食生活: コンビニ弁当や外食に含まれる「食品添加物」の解毒、欧米化した食事による「過剰な糖質・脂質」の処理が、肝臓を休む暇なく働かせています。

③ ストレス社会が引き起こす「自律神経の乱れと血流低下」

  • ストレス社会: 精神的なストレスは自律神経を乱し、肝臓の血流を低下させ、代謝能力を落としてしまいます

上記に加え、体を動かすことが少なくなった日々の生活現代では肝臓疲れの人が多くなっています。

痛まないからこそ見逃さないで!身体からのSOSチェックリスト

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、かなりのダメージを受けても痛みを発しません。だからこそ、日々の小さなサインを逃さないことが重要です。

□理由もなくイライラしたり、情緒が不安定になることがある
□ ケアレスミスが増えたり、忘れっぽくなった
□寝つきが悪い、あるいは夜中に何度も目が覚める
□眠りが浅い
□便秘や下痢を繰り返す
□活力が衰え、疲れやすい
□体が重だるい
□食欲の低下、吐き気
□肩こり、こむら返りがある
□爪が白く、割れやすい

上記のような症状はありませんか?思い当たることがあればあなたの肝臓は少し疲れているかもしれません。

肝臓は『沈黙の臓器』。痛まない代わりに、これらの小さな不調でSOSを出しています。

鏡を見てガッカリ…?「肝臓の疲れ」が顔に現れる9つのサイン

実は顔を見るだけでも肝臓の疲れがわかることがあります。

□鼻の頭が赤い
□鼻血が出やすい
□顔が黒ずんでいる
□こめかみに青筋が出る
□舌の裏の血管が黒く膨らんでいる
□目が疲れる・視力が低下
□涙が出やすい
□白目が黄色もしくは充血している
□目の周りにクマやシミがある

いかがでしょうか?思い当たることはありませんか?

しっかり食べているのに疲れが取れない……負のスパイラルの正体

肝臓の大切な仕事の一つに「アルブミン」というたんぱく質の合成があります。 アルブミンは、血液に乗って栄養やミネラル、ホルモンを全身へ運ぶ、いわば「栄養の運び屋さん」です。

肝臓が疲れてアルブミンの生産効率が落ちると、体の隅々にまで栄養が行き届かなくなり、疲れやすい、なんとなく体がだるい・・などの症状が出でてきます。

さらに、いくら良いサプリメントを飲んでも、肝心の細胞まで栄養が届きません。

これが「しっかり食べているのに疲れが取れない」という負のスパイラルの正体です。

肝臓が疲れていると思われる時は、たんぱく質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素の摂取バランスの見直しが必要になってきます。

中でも特に補いたいのがミネラルの亜鉛です。

亜鉛は肝臓の修復能力をアップし、アルブミンというたんぱく質の合成を手助けします。

疲れた肝臓が喜ぶ食べ物!クエン酸と「海のミルク」牡蠣のパワー

では、疲れた肝臓を元気にするにはどうすれば良いのでしょうか?

肝臓はバランスの良い食事、良質なたんぱく質、ミネラル、ビタミンを必要とします。

すっぱい梅干やレモンに含まれるクエン酸は肝臓でのアルコールの解毒機能を高めてくれます。お酒を飲む前や飲み過ぎた日にはこれらを摂ると肝臓が喜びます。

また、「海のミルク」と言われる牡蠣は肝臓の修復、アルブミンの合成に欠かせない亜鉛を豊富に含んでいます。

栄養ドリンクでもおなじみのタウリンも含まれ、胆汁の分泌を促し、肝細胞の再生を助けます。

牡蠣は身体のエネルギー源になるグリコーゲンも含むので肝臓の強い味方になります。

肝臓が気になる方やなんとなく体調が優れない方にお勧めです。

毎日フライは無理だから!効率的に「牡蠣」の栄養を摂る3つの方法

とはいえ、毎日毎日、牡蠣フライを大量に食べるわけにはいきません。

手軽に牡蠣を摂ろうと思うと、以下のものを利用すると効率的に牡蠣が摂れます。

① 化学調味料無添加の「オイスターソース」 肝臓の解毒負担を減らすためにも「化学調味料無添加」のものを選びたいですね。

② 汁ごと栄養をいただく「牡蠣のオイル漬け」 保存がきくのが何よりです。液汁にも栄養が漏れ出していますので汁ごと食べてくださいね。

③ 吸収がよくて相互作用が生まれる「牡蠣肉エキス」 特定のミネラルだけを合成したサプリよりも、牡蠣を丸ごと濃縮したエキスのほうが、グリコーゲンやアミノ酸、ビタミンも同時に摂れるため、相互作用により肝臓での代謝・修復がスムーズに進みます。また、煮だしてあるため、低分子化しており吸収もよくなっています。

こきあ相談薬店では広島の瀬戸内で獲れた牡蠣を使用した牡蠣に、さらに亜鉛を強化した牡蠣肉エキスを取り扱っています。

根本から治していくために

こきあ相談薬店ではお越しいただいた際に、お客様の生活スタイルや食事の摂り方などを詳しくお聞きし、それぞれお一人お一人に適した漢方薬、漢方食品、サプリメントなどをご提案すると同時に、その方に合った生活や食事の養生法をお伝えしています。

体調というものは一度正のスパイラルに入ると、どんどん良くなっていくものです。今現在、負のスパイラルに陥っているものを、正のスパイラルにもっていくことをサポートするのが我々がおすすめする物とアドバイスである思っていただければよいです。

これらを決め、始められるのはあくまでもお客様ご本人です。こきあ相談薬店が出来ることはそれを後方支援することです。

ご相談は全国どこからでも、ZOOM、ライン電話、ライン動画、お電話、メールなどで承ります。

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このブログはこきあ相談薬店の薬剤師 芳田がお届けしました。最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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