「き(黄)みでなくてはならないんだ!!」

何かのドラマのセリフではありません。本日お話をしたい目のお話です。

こきあ相談薬店では目の健康の大切さとルテインの関係を、このブログ、ユーチューブ動画、Instagramなど様々な媒体を通して何度も何度も訴えてきております。

本日は現在若年層の間でも増えてきた目の病変、ほっておくと失明にまで至ってしまうかもしれない眼の疾患とブルーライトとの関係、そして目を守る上で、黄色の色素であるルテインが特に重要である理由を改めてお伝えしていきます。

名付けて「ルテ活」のススメ。

このブログが目の健康に不安を抱えておられる方の、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

現代人はブルーライトの脅威にさらされている!

今から30年ほど前の生活と今の生活との中で大きく変わったことの一つに、生活にスマートフォンやパソコン、タブレットなどのデジタル機器が、老若男女問わずに広く行き渡ったことがあげられるのではないでしょうか。

最近では学校の授業もタブレットを使い、レストランの注文もタブレットやスマホから。テレビやパソコンでは24時間好きな時間に好きな動画や映画を視聴でき、雑誌や本だってわざわざ本屋で購入せずとも見られる時代になりました。

その結果。

若年層から、目がかすむ、ピントが合いにくい、光を以前よりまぶしく感じる、夜や雨の日の運転が怖い・・・などという、目のトラブルを抱えている人が増えてきています。

「ドライアイ」や「スマホ老眼」といった目の不調はよく知られていますが、一方で、ブルーライト視力の危機につながる黄斑部へのリスクとの知られざる関係、その本当の怖さをご存知の方はまだまだ少ないのが現状です。 次からは、そのブルーライトの深刻なリスクと、目への影響を抑えるための対処法をお伝えしていきます。

2つの力を持ちあわせたブルーライト

上の図の可視光線スペクトラムの左外側、紫外線(UV)🌞 は 波長が短く、光のエネルギーが非常に強いため、皮膚の細胞に大きなダメージを与えます(炎症や日焼けの原因)。しかし、主に皮膚の浅い部分で吸収されるため、日焼け止めなどで比較的防御しやすい性質を持っています。

つぎに右外側の赤外線(IR)🔥 は 波長が長く、エネルギーは低いものの、熱作用が非常に大きいです。波長が長いため、皮膚の深部まで浸透していく性質があります。これが体の芯から温まる理由です。

そして、この両極端の性質を併せ持つのがブルーライトです。

ブルーライト💻は可視光線の中で最もエネルギーが強く(紫外線に近いため)、かつ、眼の奥の網膜まで容易に到達できる(ある程度波長が長いため)という、二つの性質を併せ持っています。

目の奥にまで届いて活性酸素を大量発生させるブルーライト

紫外線のUVBの大部分は角膜でストップ、UVAの約90〜100%は水晶体で吸収されるのに対し、ブルーライトは、水晶体での吸収がわずかなため、大半が網膜にまで到達してしまいます。

そして目の奥にまで達してしまったブルーライトはそこで大量の活性酸素を発生させてしまいます。

その結果、活性酸素により視細胞や、それをサポートする網膜色素上皮細胞などが損傷を受けると、最終的に細胞は破壊されてしまい、視力や視野の機能が徐々に低下し、最悪の場合、失明につながる危険性が起きてしまうのです。

これがあまり知られていないブルーライトの危険性です。

若者の間にも起きてきた黄斑変性症

ここではもう少しブルーライトによって起こる目の病変、黄斑変性のことを深堀りします。

黄斑は、網膜の中央に位置しており、 ここには、色や形を識別する視細胞が最も集中しています。そして、細かいものを見分ける中心的な役割を担っています。

黄斑変性症には、黄斑を支える細胞(網膜色素上皮細胞)が徐々に老化し、視細胞が栄養不足になってゆっくりと萎縮していくタイプ(萎縮型)と、網膜の下に、本来は存在しない異常な血管(新生血管)が生えてくるタイプ(滲出型)があります。

萎縮型は進行は比較的穏やかで、急激な視力低下は少ないことが多い一方、滲出型の新生血管は非常にもろく、血液や水分が漏れ出したり、出血を起こしたりすることで、黄斑の組織を急激に破壊してしまい、急激に視力が低下したり、物が歪んで見えたりするため、早期の治療が必要になります。

もっとも一般的な原因は加齢により、網膜の視細胞を支える網膜色素上皮細胞の機能が衰えた結果起こるものですが、最近では、紫外線やブルーライトなどの光刺激を長期間受けたりすることや、喫煙や夜更かしなどの不健康な生活習慣により、黄斑部に活性酸素が発生し、細胞が酸化ダメージを受けたことによる黄斑変性症も、若年層を中心に多くなってきています。

また、ルテインなどの目を守る抗酸化成分の不足も、酸化ストレスに対する防御力を弱めていると考えられます。

次の章ではそんな目に酸化ストレスを与えてしまうブルーライトとルテインの関係をお話します。

補色関係にある黄色と青色(ブルー)

ブルーライトによる酸化ストレスに対し活躍するのが目の奥、黄斑部に存在するルテインです。

下図のように黄色と青色(ブルー)は補色関係にあります。補色関係にある色素は、その反対色の光を最も強く吸収するという性質があります。

つまり、目の奥の黄斑部にある黄色い色素のルテインがブルーライトを効率的に吸収・遮断してくれるのです。

目の奥にあるのは、赤色でもオレンジ色でもダメで、黄色であるルテインが、効率よくブルーライトを吸収できる鍵となっている訳です。

ルテインは、もはや必須の栄養素!

そんな目の働きを守るため、ブルーライトからの保護に大切な大切なルテインですが、そもそもルテインとは何でしょう?

ルテインとはトウモロコシやほうれん草など緑黄色野菜に多く含まれる黄色い色素で強力な抗酸化作用を持ちます。母乳にも含まれていることから、その大切さがうかがわれます。

人体では目の奥の網膜水晶体に集中して存在し、上記のように有害な光と酸化から目を守る役割をしています。

そのほかには皮膚、血清、脳などの体の様々な組織に存在しています。

残念ながら自分では作り出すことができないため、ルテインは食べ物で補っていくしかありません。

ところが、現代人の食生活では緑黄色野菜の摂取量が減っている事、そもそも緑黄色野菜自体にルテインの含有量が減っている事実により、ルテインが慢性的に不足していることが十分に考えられます。

目の健康維持のためには、1日10mg程度の摂取が推奨されています。が、それを野菜で補うとすれば毎日多量な野菜を食べ続けなけらばならないという計算になります。(ルテイン10㎎は、ほうれん草では毎日250g、人参では毎日9.6Kg、ブロッコリーでは1.3Kgに相当します。)冷静に考えてそれは可能でしょうか??

つまり、ルテインはサプリメント(機能性表示食品)というものから摂ることが必要である!ということになります。

日本眼科学会でも加齢黄斑変性の特定の病期に対し、ルテインなどの抗酸化成分を含むサプリメントの摂取を推奨しています。(AREDS結果に基づき2012年12月10日策定)

なぜケミン社のFloraGLO®ルテインが選ばれ続けるのか?

ここからは数多あるルテインの中から、なぜケミン社のルテインでなければならないかをお話していきます。

まず、ケミン社(Kemin Industries, Inc.)とは、世界的に有名なルテイン原料である「FloraGLO®ルテイン」を作っている会社です。

このルテインは専用に栽培されたマリーゴールドの花から抽出・精製・結晶化された天然由来のものです。そして、体内に存在するルテインと同一の化学構造(フリー体ルテイン)で製造されており、吸収性に優れています。

100を超えるヒト臨床試験でその有効性と安全性が確認されており、 米国国立眼科研究所(NEI)が実施した大規模な眼疾患研究であるAREDS2(加齢性眼疾患研究2)においてもルテイン原料として採用されました。

また、研究により、摂取したFloraGLO®ルテインは実際に網膜の黄斑色素濃度を増加させることが確認されています。

FloraGLO®ルテインは、米国食品医薬品局(FDA)によって「GRAS」に認定されています。すなわち、科学的な知識に基づいて、一般的に安全であると認められています(GRAS認定)。実際にアメリカでは唯一、ケミン社のルテインが赤ちゃんの粉ミルクに添加することを許されています。この認定の強力な安全性の裏付けにより、オーストラリア・ニュージーランド(FSANZ)中国など、多くの国でも粉ミルクに添加することを承認されています。

この極めて高い安全性と信頼性こそが、私たちがFloraGLO®ルテインをおすすめする最大の理由です。

実はルテインは目だけでなく肌でも体を守っている!

ここまで目に対するブルーライトの悪影響について書いてまいりましたが、実はブルーライトは目にだけでなく、肌にも悪影響を与えてしまいます。

前述のように紫外線はエネルギーは強いものの、波長が短いため、日焼け止めや紫外線カット効果のある衣服などで表面から遮断できやすいため、紫外線の悪影響を防ぐことが可能です。

一方ブルーライトは、より波長が長く浸透力が強いため、肌の内部(真皮層)にまで到達し、酸化ストレスを発生させ、肌へダメージを与えてしまいます。

このブルーライトによる肌への影響は、以前より化粧品業界の間でも重要な課題として取り上げられています。実際に、ブルーライト対策としてルテインを配合した化粧品が、いくつかの化粧品会社から販売されていることからも、その重要性がうかがえます。

体内のルテインは、皮膚細胞が光ストレスによって受ける酸化ダメージを軽減してくれる、天然の防御成分として機能しているのです。

ルテインは認知機能との関連性も注目されている!!

ルテインは脳組織、特に記憶や学習に関わる部分に蓄積していることがわかっています。

そして、脳のルテイン濃度が高い人ほど、認知機能作業記憶情報処理速度などが高い傾向にあることが示唆されています。

つまり、ルテインの抗酸化・抗炎症作用により、神経細胞間の情報伝達がスムーズになり、情報の処理速度注意力の集中作業記憶(一時的に情報を保持し、処理する能力)といった機能がアップしている可能性があります。

さらに研究では、黄斑色素濃度が高いほど脳内のルテイン濃度も高い傾向にあること、そしてそれが認知機能の高さと相関することが示されています。

ルテインで可能になる! 視機能を守るための「自分でできる」目のケア

最後に再び目のお話になります。

※玉田眼科クリニックのHPよりお借りしました

前述の黄斑変性症は視界がぼやける程度の軽度の場合(上の写真の真ん中)は、ルテインなどのサプリメントの摂取で進行を遅らせ、視機能の維持に貢献することがわかっています。しかし、視界が黒く欠けるような進行した状態(右側の写真)になると、根本的な回復は難しく、その場合、抗VEGF薬の眼球注射といった専門的かつ非常に高価な治療により進行を遅らせたり視力の改善を目指したりすることになります。この治療は非常に患者さんの苦痛を伴うものであり、眼科医が最もやりたくない医療行為の一つであるそうです。(ちなみに、私も過去に(違う目の病気で)眼球注射を受けたことがありますが、もう二度とやらない!と心に決めたくらい、痛いなんてものでは済まない痛いものでした。)

我々が何度も目の健康についてお話するのは、この初期段階(軽度)のうちであれば、自分で日ごろのケアさえきちんと行えば進行を抑え、視機能の維持が可能であるということを知っていただきたいからです。早期の予防とケアが、何よりも大切なのです。

以下は以前に書いてきたブログの数々です。重複する内容ですが、よろしければこちらもご覧くだされば嬉しいです。

加齢や遺伝が関わる眼疾患も、デジタル化が進む現代社会も、私たちの力ではコントロールできません。しかし、目の健康は日ごろの自分の心がけ次第で守ることが出来ます。

目を守るために「日ごろのケア」を徹底することは、あなた自身の意志と行動にかかっています。

健やかな視界のために、今こそルテインという必須の栄養素の力を活用し、毎日のケアを始めてみませんか。

韓ドラ中毒も要注意!40代からの「アイケア」で快適ライフを!

先日の朝日新聞に目の健康に関する面白い記事が載っていました。(10月19日、元気にキレイにのコーナー) 本日はその記事を参考に書かせていただきます。 「フレイル」な…

新年もケミン社のルテインで視界良好!

新年のご挨拶と抱負:ルテインで視界良好!! 新しい年がスタートしました。 皆様の今年の抱負は何でしょう? 一人ひとり大切なもの、大切なことは違います。 やりたいこ…

【要注意】もしかして目からのSOS?放置すると危険な症状5選!

現代社会は、パソコンやスマートフォンなど、目を酷使する機会が非常に多いですよね。また、紫外線やストレス、食生活の乱れなども、私たちの目に大きな負担を与えている…

ルテインってなぜ目に大切なの? | コキアのおバア

こんにちは。ゴールデンウィークも終わり、また日常が戻ってきましたね。私は特に何をするでもなく過ごしましたが、ニュースで新幹線のホームや空港が映り、田舎や海外へ…

ルテインのすすめ | コキアのおバア

こんにちは。本日もご訪問いただきましてありがとうございます。さて。本日は前回のルテインのお話の続きです。前回ではルテインとはどういうものか?!なぜルテインが大…

根本から治していくために

こきあ相談薬店ではお越しいただいた際に、お客様の生活スタイルや食事の摂り方などを詳しくお聞きし、それぞれお一人お一人に適した漢方薬、漢方食品、サプリメントなどをご提案すると同時に、その方に合った生活や食事の養生法をお伝えしています。

体調というものは一度正のスパイラルに入りさえすればどんどん良くなっていくものです。今現在、負のスパイラルに陥っているものを、正のスパイラルにもっていくことをサポートするのが我々がおすすめする物とアドバイスである思っていただければよいです。

これらを決め、始められるのはあくまでもお客様ご本人です。こきあ相談薬店が出来ることはそれを後方支援することです。

こきあ相談薬店へは下記の方法でご連絡いただけます。ご予約は公式ラインからご連絡いただくのが確実です。

お電話(06-7897-7116)、メール(kochia.yakuten@gmail.com)、公式ラインホームページのお問い合わせ欄https://kochia-yakuten.com/contact/で承ります。

このブログはこきあ相談薬店の薬剤師 芳田がお届けしました。最後までお読みいただきましてありがとうございました。

✿❀こきあ相談薬店の基本情報❀✿

住所:〒564-0011 大阪府吹田市岸部南1丁目25-15
電話番号:06-7897-7116
FAX番号:06-7897-7116
メールアドレス:kochia.yakuten@gmail.com

営業時間:月・火・木・金→9:30~18:30
     土→9:30~13:30
     水・日・祝→お休み

ホームページ:

Google:

ブログ:



✿❀ご相談のご予約方法✿❀

お電話(06-7897-7116)、メール(kochia.yakuten@gmail.com)、公式ラインホームページのお問い合わせ欄https://kochia-yakuten.com/contact/で承ります。

お気軽にご連絡ください。

インスタグラム https://www.instagram.com/kokia.yakuten?igsh=MWx3cmp4YnA4ejk2MQ%3D%3D&utm_source=qr

公式ライン https://lin.ee/8ukzuc4

✿❀オンラインショップもございます✿❀


全国発送いたします。