「そろそろ本格的な紫外線対策を始めなきゃ…」と感じている方も多いのではないでしょうか?

今回は、そんな皆さまに向けて、紫外線がなぜ身体によくないのか、日焼けのメカニズム、そして内側からのケアとして強い味方となるビタミンCの驚くべき効果について、じっくりと解説していきます。外側からの日焼け止め対策と合わせて、内側からも賢くケアすることで、紫外線に負けない、透明感あふれる美しい肌を育みましょう!

目次

グングン増える4月の紫外線量

日差しが日に日に強くなってきましたね。

春の陽気に心躍る一方で、気になるのが紫外線。特に30代、40代、50代、60代の女性にとって、紫外線はお肌の悩みの大敵です。

※気象庁の日最大UVインデックス(解析値)の月別累年平均値グラフより

上のグラフのように4月になると紫外線の量は冬場の倍以上になります。肌感覚でもそうですよね。外出時には帽子や日傘が欲しくなります。私も通勤に日傘を使うようになりました。

ついつい、「まだいいか。」と日焼け対策を怠りがちになりますが、今からの対策が身体を守ることになります。

恐るべし紫外線!私たちの肌と身体に及ぼす影響

春から夏にかけて強くなる紫外線。何となく肌に良くないイメージはあっても、「具体的に何が問題なの?」と疑問に思っている方もいるかもしれません。ここでは、紫外線が私たちの肌や身体にどのような影響を与えるのかを詳しく見ていきましょう。

シミ、シワ、たるみ…肌の老化を加速させる紫外線A波(UVA)

紫外線には、波長の長さによってUVA、UVB、UVCの3種類があります。このうち、地表に届くのは主にUVAとUVBです。

UVAは、波長が長く、肌の奥深くにある真皮層まで到達します。即座に肌を黒くする作用は弱いものの、じわじわと肌の奥にダメージを与え、コラーゲンやエラスチンといった肌のハリや弾力を保つ成分を破壊します。その結果、長期的にはシワやたるみといった肌の老化を加速させる大きな原因となるのです。

また、UVAはメラニン色素を増加させ、シミやくすみの原因にもなります。さらに、UVAは窓ガラスや雲を透過しやすいため、室内にいても油断は禁物です。

赤みや炎症、日焼けの主な原因!紫外線B波(UVB)

一方、UVBは主に肌の表面にある表皮層に影響を与えます。UVBはエネルギーが強く、肌を赤く炎症させたり、ヒリヒリとした日焼け(サンバーン)を引き起こしたりする主な原因です。

また、UVBはメラノサイトを刺激してメラニン色素を過剰に生成させ、シミやそばかすをできやすくします。

さらに、皮膚がんのリスクを高めることも知られています。

目に見えないダメージ…光老化とは?

紫外線による肌の老化は、「光老化」と呼ばれます。これは、加齢による自然な老化とは異なり、長年浴び続けた紫外線によって蓄積されたダメージが原因で起こります。

光老化の特徴としては、

  • 深いシワ
  • たるみ
  • シミ、そばかす
  • 肌の乾燥
  • 皮膚のゴワつき
  • 血管拡張

などが挙げられます。これらの症状は、実年齢よりも肌を老けて見せてしまうだけでなく、一度進行すると改善が難しい場合もあります。

肌への影響だけじゃない!紫外線が引き起こす可能性のあるトラブル

紫外線の影響は、肌だけにとどまりません。

  • 免疫力の低下: 過度な紫外線を浴びると、免疫細胞の働きが抑制され、免疫力が低下する可能性があります。長時間外で過ごすとすごく疲れるのはこのためです。
  • 目の病気: 目が長期的に紫外線 にさらされると、白内障などの病気のリスクを高めることが知られています。
  • DNA損傷: 紫外線は皮膚細胞のDNAを損傷させ、皮膚がんの原因となることがあります。

このように、紫外線は私たちの肌だけでなく、全身の健康にも様々な悪影響を及ぼす可能性があるのです。

なぜ肌は黒くなる?日焼けのメカニズム

では、紫外線を受けると、私たちの肌はどのようにして黒くなるのでしょうか?そのメカニズムを詳しく見ていきましょう。

肌を守るための防御反応!メラニンの生成

肌の表皮の奥には、「メラノサイト」という色素細胞が存在します。このメラノサイトは、紫外線が肌に到達すると、その刺激を受けてメラニン色素を生成します。

メラニン色素は、肌の内部で紫外線を吸収し、肌の細胞が紫外線によってダメージを受けるのを防ぐ、いわば天然のバリアのような役割を果たします。このメラニン色素が生成され、肌の表面に移動することで、肌の色が黒くなるのです。これが日焼けのメカニズムです。

日焼けの種類:サンバーンとサンタン

日焼けには、大きく分けて2つの種類があります。

  • サンバーン(sunburn): 短時間で強い紫外線を浴びた際に起こる、赤みやヒリヒリとした炎症を伴う日焼けです。ひどい場合には、水ぶくれができることもあります。
  • サンタン(suntan): 比較的弱い紫外線を浴びることで、肌が褐色に変化する日焼けです。これは、メラニン色素が生成・沈着した結果です。

どちらの日焼けも、肌にダメージを与えていることに変わりはありません。

特にサンバーンは、肌の細胞を傷つけ、将来的なシミやシワのリスクを高める可能性があります。

内側からの紫外線対策!ビタミンCの驚くべきパワー

紫外線対策といえば、日焼け止めクリームを塗ることが一般的ですが、実は、内側からのケアも非常に重要です。そこでおすすめしたいのが、ビタミンCです。

ビタミンCは、美容と健康に欠かせない栄養素として広く知られていますが、紫外線対策においても様々な嬉しい効果を発揮してくれるのです。

強力な抗酸化作用で紫外線によるダメージを軽減

紫外線は、肌の細胞に活性酸素という有害な物質を発生させます。この活性酸素は、細胞を酸化させ、コラーゲンやエラスチンを破壊し、シミやシワ、たるみの原因となります。

ビタミンCは、非常に強力な抗酸化作用を持っています。体内で発生した活性酸素を無害な物質に変えることで、紫外線による肌へのダメージを軽減し、光老化の進行を遅らせる効果が期待できます。

メラニン色素の生成を抑制し、シミやくすみを防ぐ

紫外線を受けると、メラノサイトが活性化してメラニン色素が過剰に生成され、シミやくすみの原因となります。

ビタミンCには、メラノサイトの働きを抑制し、メラニン色素の生成を抑える効果があります。また、既にできてしまったメラニン色素を薄くする働きも期待できるため、シミやくすみの予防だけでなく、改善にも役立つと考えられています。

コラーゲンの生成を促進し、ハリと弾力のある肌へ

肌のハリや弾力を保つコラーゲンは、紫外線によって破壊されやすい成分です。

ビタミンCは、コラーゲンの生成に不可欠な栄養素です。積極的に摂取することで、コラーゲンの合成を促進し、肌のハリや弾力を保ち、シワやたるみを予防する効果が期待できます。

バリア機能をサポートし、乾燥しにくい肌へ

紫外線は、肌のバリア機能を低下させ、乾燥を引き起こしやすくします。

ビタミンCは、肌の細胞間脂質の合成を助け、バリア機能をサポートする働きがあります。バリア機能が正常に保たれることで、肌の水分が蒸発しにくくなり、乾燥しにくい、潤いのある肌を保つことができます。

抗炎症作用で日焼け後の肌をケア

日焼け後の肌は、炎症を起こし、デリケートな状態になっています。

ビタミンCには、抗炎症作用があり、日焼けによる炎症を鎮め、肌の回復をサポートする効果が期待できます。

ビタミンCを効果的に摂取するには?

紫外線対策に役立つビタミンCですが、どのように摂取するのが効果的なのでしょうか?

食事から積極的に摂取する

ビタミンCは、体内で合成することができないため、食事から積極的に摂取する必要があります。ビタミンCを豊富に含む食品としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 果物: いちご、キウイフルーツ、柑橘類(レモン、オレンジ、グレープフルーツなど)、アセロラ
  • 野菜: パプリカ(赤、黄)、ブロッコリー、キャベツ、ほうれん草、トマト

これらの食品をバランス良く食事に取り入れることで、効率的にビタミンCを摂取することができます。

サプリメントを活用する

食事だけで十分な量のビタミンCを摂取するのが難しい場合は、サプリメントを活用するのも一つの方法です。様々な種類のビタミンCサプリメントが市販されていますので、ご自身のライフスタイルや 必要性に合わせて選ぶと良いでしょう。

ただし、サプリメントはあくまで補助的な役割であり、基本はバランスの取れた食事を心がけることが大切です。

スキンケア製品にも注目

最近では、ビタミンC誘導体を配合したスキンケア製品も多く販売されています。ビタミンC誘導体は、肌への浸透性が高く、肌の内部でビタミンCとして効果を発揮するため、外側からの紫外線対策としても期待できます。

化粧水、美容液、クリームなど、様々なタイプの製品がありますので、ご自身の肌質や悩みに合わせて取り入れてみましょう。

摂取する際の注意点

ビタミンCは水溶性ビタミンであるため、過剰に摂取しても体外に排出されやすいと考えられています。しかし、大量に摂取すると、胃の不快感や下痢などの症状を引き起こす可能性もゼロではありません。

サプリメントで摂取する場合は、1日の推奨摂取量を守りましょう。

外側からの紫外線対策も忘れずに!

もちろん、内側からのケアだけでなく、外側からの紫外線対策も非常に重要です。以下の対策をしっかりと行い、紫外線から肌を守りましょう。

  • 日焼け止めクリームを塗る: SPF(紫外線B波を防ぐ効果)とPA(紫外線A波を防ぐ効果)表示のある日焼け止めクリームを、顔や首、腕、足など、露出する部分にムラなく塗りましょう。汗をかいたり、時間が経ったりしたら、こまめに塗り直すことが大切です。
  • 日傘や帽子を活用する: 日差しの強い時間帯の外出時には、日傘や帽子を活用して、直接的な紫外線を避けましょう。つばの広い帽子は、顔全体をしっかりとカバーしてくれます。
  • サングラスをかける: 目から入る紫外線も、メラニン色素の生成を促すと言われています。UVカット効果のあるサングラスをかけ、目を紫外線から守りましょう。
  • 長袖の服を着用する: 薄手の長袖の服を着用することで、肌への紫外線 exposure を減らすことができます。UVカット加工が施された衣類を選ぶのもおすすめです。
  • 日差しの強い時間帯の外出を避ける: 一般的に、紫外線が最も強くなるのは午前10時から午後2時頃と言われています。この時間帯の外出はできるだけ避け、やむを得ず外出する場合は、しっかりと対策を行いましょう。

内と外からのケアで、輝く美肌を未来へ

今回は、紫外線が私たちの肌や身体に与える影響、日焼けのメカニズム、そして内側からのケアとしてビタミンCの驚くべき効果について詳しく解説しました。

30代、40代、50代、60代と、年齢を重ねるにつれて、肌の悩みは増えてくるもの。しかし、内側と外側からの適切なケアを続けることで、紫外線に負けない、透明感あふれる美しい肌を育むことができます。

今日から、日焼け止めクリームの使用はもちろんのこと、ビタミンCを積極的に摂取することを意識してみてください。毎日の積み重ねが、未来のあなたの肌を輝かせることになるでしょう。

こきあ相談薬店の美味しいビタミンC

こきあ相談薬店が取り扱っておりますビタミンCは1スティックにビタミンCが1000mg配合されています。

しかも、瀬戸内産のレモンと大分県産カボスの果汁を使用し、さわやかな風味が特徴です。

スティックタイプの顆粒でいつでもどこでも手軽に摂取できます。

私の長い経歴の中で、効能と味の良さ、どちらもが合格ラインに達した数少ないビタミンCです。要するに、美味しい♡ので毎日続けられます。といいますか、毎日飲みたくなる味のビタミンCなので、多くの方におすすめしたいと思っています。

こきあ相談薬店の日焼け止めはノンケミカル処方

日焼け止めには2つの目メカニズムのものがあります。

紫外線吸収剤を使った日焼け止め

紫外線吸収剤とは、紫外線が肌に到達する前に、紫外線を吸収し、熱などのエネルギーに変換して放出することで、紫外線の悪影響から肌を守る成分です。

  • メリット: SPFやPAの高い製品が多い、使用感が軽いものが多い。
  • デメリット: 肌への刺激を感じやすい場合がある、きしみや乾燥を感じることがある。
  • 主な成分: メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイルヘキシルなど

紫外線散乱剤(ノンケミカル、ミネラルサンスクリーン)を使った日焼け止め

  • 微粒子(酸化チタン、酸化亜鉛など)が肌の表面に膜を張り、紫外線を物理的に反射・散乱させることで、肌への侵入を防ぎます。
  • メリット: 肌への刺激が比較的少ない、安定性が高い。
  • デメリット: 白浮きしやすい、使用感が重いと感じることがある。
  • 主な成分: 酸化チタン、酸化亜鉛。

日焼け止めを選ぶ際のポイント:

  • SPFとPA: 紫外線B波(UVB)を防ぐ効果を示すのがSPF、紫外線A波(UVA)を防ぐ効果を示すのがPAです。使用するシーンに合わせて適切な数値を選びましょう。
    • 日常生活:SPF10~30、PA+~++
    • 屋外での活動:SPF30~50+、PA+++~++++
    • マリンスポーツやレジャー:SPF50+、PA++++、ウォータープルーフ
  • 使用感: テクスチャーの好みや、肌質に合ったものを選びましょう。
  • 成分: 紫外線吸収剤、紫外線散乱剤のどちらが良いか、肌への刺激が少ない成分を選びたいかなどご自分に合ったものを選びましょう。
  • ウォータープルーフ・汗・皮脂への強さ: 水や汗をかきやすい状況で使用する場合は、これらの機能があるものがおすすめです。
  • 落としやすさ: 専用のクレンジングが必要な場合と、石鹸で落とせるタイプがあります。

ご自身の肌質や使用シーンに合わせて、最適な日焼け止めを選ばれることをおすすめします。

こきあ相談薬店が取り扱っております、香椎化粧品のカシーボザールマニュアンの日焼け止めは、紫外線散乱剤を配合した、肌への負担が少ないノンケミカル処方の日焼け止めクリームです。

軽いタッチでのびが良くベタつきがない感触のクリームです。マニュアの UV プラスは安全性第一処方なので、性別、年齢を問わずお使いいただけ、しかも簡単に石鹸で落とせるタイプです。特に年齢サインの出やすい手の甲、首元にもお使いいただけます。

ノンケミカル処方の日焼け止めは紫外線吸収剤の入った日焼け止めに比べ、使用感に難ありとよく言われますが、カシーボザールマニュアンの日焼け止めを実際に使ってみると全くそのようなことはなく、むしろ肌の透明感がアップし、お肌がとても綺麗に仕上がります。(こちらの様子はこきあ相談薬店とkokiaobaaのインスタグラムに乗せています。)

老若男女問わず使っていただきたい日焼け止めです。

以下のブログは先日香椎化粧品の講師の方をお招きして行った勉強会のことを書いたブログです。こちらもよろしければご覧ください。

日差しが強くなってきたらカシ―ボザールマニュアンUVプラスの出番です!

今日は香椎化粧品さんのトレーナーの先生にお越しいただき、カシ―ボサールマニュアンシリーズの勉強会を行いました。 本日はその勉強会のお話です。 目次1 私とマニュアン…

まとめ

これから日に日に紫外線が強くなってまいります。早め早めに内側と外側から紫外線対策をして、きれいに健康に明るく過ごせる心身をてにいれましょう。

こきあ相談薬店が取り扱っておりますビタミンCと日焼け止めが気になられた方は下記の方法でご連絡ください。ご来店のご予約は公式ラインからご連絡いただくのが確実です。

お電話(06-7897-7116)、メール(kochia.yakuten@gmail.com)、公式ラインホームページのお問い合わせ欄https://kochia-yakuten.com/contact/インスタグラムのDMで承ります。

このブログはこきあ相談薬店の薬剤師 芳田がお届けしました。最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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