急に気温が下がると急に背中がゾクゾクっとしたかと思えば、そのまま体調が悪くなってしまう・・・俗にいう風邪ひきさんになってしまう事がありますよね。

かと思えば、ゾクゾクっとしたれど一枚洋服を羽織ったり、温かい物を飲むとそのまま治まってしまう事があります。

この時の違いはなんでしょう?

あるいは、「私は風邪をひくときはいつも喉痛から始まるの・・・」「私は水っ洟から始まるわ」と、同じ風邪引きさんでも人により、状況により症状が違います。

そもそも何年も風邪をひいていない!!という方だっておられます。

これらの違いは何でしょうか?

目次

病気とは体の中での「生」と「邪」のせめぎ合い

東洋医学(特に中医学)では、風邪は単一の病気ではなく、侵入してきた「邪気(じゃき)」や、それに対する「体質・病状」によって分類され、対処法が変わってきます。

東洋医学(特に中医学)において「邪気」とは、病気を引き起こす原因となるもの、または体に悪影響を与える要素全般を指します。

それに対し、いわば体を守る力、自然治癒力、免疫力など生命活動を支えるエネルギー体内に元々備わっている「正気(せいき)」とよばれるものがあると考えています。

そして病気とは外部や内部から襲ってくる病気を引き起こす原因となる「邪気(じゃき)」と「正気(せいき)」との戦いだと捉えます。

「邪気」が強大であるか、あるいは「正気」が不足して抵抗力が弱っているときに、風邪に限らず、人は病気になると考えます。

東洋医学では、このバランスを改善するために、「邪気を取り除く(袪邪)」ことと、「正気を補う(扶正)」ことを同時に行うのが特徴です。

この邪気についてもう少し深堀りしていきたいと思います。

外部から侵入する「外邪(がいじゃ)」

最も代表的な邪気が、自然界の異常な気候によって発生し、体の外側(皮膚や口、鼻など)から体内に侵入して病気を引き起こすものです。これを「六淫(りくいん)」と呼びます。

邪気の名前特徴的な性質侵入による主な症状の傾向
風邪(ふうじゃ)動きが速い、変化しやすい。「百病の長」と呼ばれ、他の邪気を引き連れて侵入しやすい。遊走性(痛みが移動する)、発病が急、悪寒、頭痛、めまい。
寒邪(かんじゃ)冷やす、停滞させる(血行を悪くする)。悪寒、冷え、関節や筋肉の強い痛みやこわばり、消化不良。
暑邪(しょじゃ)熱い、上昇する、水分を消耗させる(夏限定)。高熱、大量の発汗、強い喉の渇き、脱力感、倦怠感。
湿邪(しつじゃ)重い、粘る、停滞させる(梅雨時など)。全身の重だるさ、むくみ、関節の腫れ、消化器の不調(下痢・吐き気)。
燥邪(そうじゃ)乾燥させる(秋など)。口、鼻、喉、皮膚の乾燥、空咳、便秘。
火邪(かじゃ)極度の熱(暑邪の強いもの)。高熱、顔面紅潮、目の充血、不眠、意識障害など重い炎症症状。

体内で発生する「内邪(ないじゃ)」

邪気は外部から来るものだけではありません。体内の「気(エネルギー)」「血(血液)」「水(体液)」といった基本的な要素のバランスが崩れた結果、病気の原因となる異常な物質や状態が体内で生まれることもあります。

これらは、感情を表す「内因(七情)」や疲労、暴飲暴食などの「不内外因」と呼ばれる生活習慣の乱れによって生じます。

気・血・水のバランスが崩れることによる起こる症状の一例

邪気の名前発生原因と意味関連する主な症状
瘀血(おけつ)血の流れが滞ってドロドロになった状態。痛み(特に刺すような痛み)、生理痛、青アザ、肌のくすみ。
痰湿(たんしつ)水分代謝が異常になり、濃い、ネバネバした病理的な産物。痰、吐き気、めまい、胸のつかえ、体のだるさ。
気鬱(きうつ)気の流れが滞り、気分がふさぎこんだ状態。精神的な落ち込み、イライラ、お腹の張り。

七情という内邪

東洋医学では、人間の基本的な感情を「七情」として捉えます。

「七情」は本来、生きていく上で自然な心の動きですが、過剰になったり、長期にわたって抑圧されたりすると、上記のように体内のバランス(気・血・水)を乱し、特定の臓腑を傷つけて病気を引き起こします。

七情(しちじょう)過剰になったときの影響傷つけやすい臓腑主な症状の例
怒(ど)激怒やイライラ。気の流れを上向きに急激に乱す。(かん)頭痛、めまい、目の充血、高血圧、動悸。
喜(き)喜びすぎ、興奮しすぎ。心を緩ませ、気を散漫にする。(しん)動悸、不眠、注意力の散漫。
思(し)思い悩み、考えすぎ。気の流れを停滞させる。(ひ)食欲不振、消化不良、胃の膨満感、倦怠感。
憂(ゆう)憂い、不安。気を停滞・沈滞させる。(はい)呼吸が浅くなる、胸のつかえ、声が出にくい。
悲(ひ)悲しみ。気力を消耗させ、気を停滞・沈滞させる。(はい)息切れ、倦怠感、無気力。
恐(きょう)恐怖。気を急激に下へ降ろす。(じん)頻尿、尿漏れ、腰や足の冷え、力が入らない。
驚(きょう)驚き、動揺。気を乱す。(じん)・(しん)動悸、不眠、パニック、意識の混乱。

不内外因とは日々の生活習慣や環境が原因となって病気になること

不内外因とは、外部の気候(外因)でも、感情の乱れ(内因)でもない、日々の生活習慣や環境が原因となって病気を引き起こすものを指します。現代において、最も一般的な病気の原因とも言えます。

不内外因の具体的な例影響と病気の傾向
飲食の不摂生過食、偏食、暴飲暴食、冷たいものの摂りすぎなど。特に「脾(胃腸)」を傷つけ、湿邪痰湿(老廃物)を体内に生み出す原因となります。
過労・労倦肉体的な過労、心的な過労、無理な運動など。体の根本的なエネルギーである「気」「血」を消耗させ、正気(抵抗力)の低下を招きます。
安逸(運動不足)体を動かさない生活。気血水の巡りが悪くなり、気滞瘀血(血の滞り)を生み、痛みやしびれの原因となります。
外傷交通事故や転倒などによる怪我。気血水の巡りを滞らせる直接的な原因となります。
虫獣の毒毒虫や動物の噛み傷、感染症など。

東洋医学では、「外邪(六淫)」といった外部からの攻撃だけでなく、体の内側からの「心や体の乱れ」によっても病気は発生し、それらが複合的に絡み合って症状を複雑化させると考えています。

そのため対処法は、体外からの邪気だけでなく、患者さんの心の状態や生活習慣(内因・不内外因)まで考慮した上で方針を決定します。

これらのことから風邪についてお話させていただきます。

寒い風邪(風寒)—「ゾクゾク寒気」がサインの初期風邪

風寒とは、風邪の初期に最も多く見られるタイプです。外部から侵入する邪気(じゃき)のうち、「風邪(ふうじゃ)」と「寒邪(かんじゃ)」が合わさって体表から侵入し、引き起こされる病態です。

邪気の役割作用症状への影響
風邪(ふうじゃ)邪気の先導役。病気を急速に発症させ、体の表面(皮毛)から侵入させる。発病が急、悪寒、頭痛、鼻水など、体表の症状を引き起こす。
寒邪(かんじゃ)体を冷やし、体表を引き締める。強い悪寒、無汗(汗が出ない)、体のこわばり、痛み。

この二つの邪気がタッグを組んで体に侵入することで、体表の「衛気(えき)」という体表面を守るバリア機能が妨害され、体が冷えてしまいます。

風寒の典型的な症状(三つの「冷え」のサイン)

風寒タイプの特徴は、寒さや冷えで皮膚の毛穴がキュッと引き締まり、縮こまってしまった状態になることです。

① 悪寒が強い(発熱よりも寒気が優先)

このタイプの最も重要なサインです。背中のゾクゾクする寒気が強く、布団に入ったり温かい飲み物を飲んだりしても、なかなか温まりません。体は邪気と戦おうと発熱しようとしていますが、 体表は強い寒邪に冷やされているために、熱が表面まで届かず寒さを感じます。(悪寒)

② 汗が出ない(無汗:むかん)

寒邪によって皮膚の毛穴が閉じているため、汗が出にくい状態(無汗)になります。汗をかいていないのに発熱している場合は、風寒の可能性が高いです。

③ 体のこわばりや痛み

寒邪は、気(エネルギー)や血(血液)の流れを滞らせる性質や、筋肉を引き締める性質があります。そのため、特に首筋、肩、背中がこわばり、関節や節々が痛むといった症状が出やすいです。

その他の症状

  • 透明で水っぽい鼻水・くしゃみ
  • 頭痛(特に後頭部や頭全体)
  • 舌の色は通常通りかやや白っぽい、舌の苔は薄くて白い

寒い風邪には温めて邪気を追い出す対処法

風寒タイプの治療の基本は、「辛温解表(しんおんげひょう)」です。

これは、「辛くて温める(辛温)」性質を持つ生薬を用いて、「体表の邪気を追い出す(解表)」という方法です。

体の外側を温めて毛穴を開かせ、溜まった寒邪を汗と一緒に外へ発散させることで治癒を促します。

代表的な漢方薬(専門家に相談)

  • 葛根湯(かっこんとう):風寒の初期の代表処方。首筋や肩のこわばり、痛みがある場合に特に適します。
  • 麻黄湯(まおうとう):悪寒が非常に強く、発熱しても汗が全く出ず、関節痛も強い、体力のある人に向く処方です。
  • 麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう):体力が低下している方や高齢者で、背中から芯まで冷えるような寒気が強い場合に用います。

など

【養生のポイント】

風寒のときは、体を冷やす食材や行動は厳禁です。

  1. 体を温める食材を摂る: 生姜、ネギ、シナモン(桂皮)など、辛味があり温める性質を持つものを積極的に摂りましょう。
  2. 温かい飲み物で助ける: 生姜湯や温かいお粥を摂り、体を内側から温めて発汗を促しましょう。
  3. 安静にする: 悪寒を感じたらすぐに温かくして休み、正気(免疫力)の回復に努めることが大切です。

熱い風邪:【風熱(ふうねつ)】—「喉の痛みと高熱」がサインの炎症性風邪

風熱(ふうねつ)は、風邪のタイプの中でも特に炎症症状が目立ちます。現代医学でいう急性扁桃炎や、高熱を伴うインフルエンザなどの一部が、この風熱の病態に該当することが多いです。

風熱(ふうねつ)とは?

風熱は、外部から侵入する邪気(じゃき)のうち、「風邪(ふうじゃ)」と「熱邪(ねつじゃ)/火邪(かじゃ)」が合わさって体表から侵入し、引き起こされる病態です。

邪気の役割作用症状への影響
風邪(ふうじゃ)邪気の先導役。病気を急速に発症させ、体の表面(皮毛)から侵入させる。発病が急、上部(頭や喉)の症状を引き起こす。
熱邪(ねつじゃ)体を温め、炎症や乾燥を引き起こす。気の流れを乱す。強い発熱、のどの腫れ・痛み、口の渇き。

主に春の終わりから夏にかけて、あるいは室内の空調で乾燥しすぎている環境などで、体の熱が高まりやすい状況で侵入しやすいとされます。

風熱の典型的な症状(三つの「熱」のサイン)

風熱タイプの特徴は、体内に炎症性の熱がこもり、熱の性質である「上へ昇ぼる」や「消耗」に関連した症状が目立つことです。

① 強い発熱と比較的軽い悪寒

風寒とは逆で、発熱が強く、悪寒はあっても軽度で、すぐに熱さを感じるようになります。体の表面の門(毛穴)が閉じこもる風寒と異なり、風熱では毛穴は比較的開いていることが多いため、汗が出やすい傾向もあります。

② のどの腫れと痛み(咽喉痛)

熱邪は「炎上性」の性質を持ち、上部(頭や顔、喉など)に炎症を起こしやすいです。そのため、のどが強く腫れて痛み、赤く充血するのが非常に特徴的です。

③ 口の渇きや乾燥

熱邪は体内の「津液(しんえき:水分)」を消耗させる性質があります。そのため、強い口の渇きや、鼻、喉、皮膚の乾燥を伴いやすいです。体液が消耗すると、鼻水や痰も黄色く粘り気が強くなります。

その他の症状

  • 頭痛(ズキズキとした痛み)
  • 顔が赤い、目の充血
  • 舌の色が赤く、舌の苔は黄色いことが多い

風熱の治療方針

風熱タイプの治療の基本は、「辛涼解表(しんりょうげひょう)」です。

これは、「辛くて涼しい(辛涼)」性質を持つ生薬を用いて、「体表の邪気を追い出す(解表)」という方法です。

熱を冷ます(涼解)作用を持ちながら、同時に邪気を発散させることで、体の炎症を鎮め、熱邪を追い出します。

代表的な漢方薬(専門家に相談)

  • 銀翹散(ぎんぎょうさん):風熱の初期に用いられる代表処方。強いのどの痛みや発熱を鎮めます。
  • 天津感冒片(てんしんかんぼうへん):銀翹散に近い働きを持ち、のどの痛みや頭痛、発熱を改善します。
  • 麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう):熱がこもり、激しい咳や、黄色い痰が出る場合に用いられます。

など

【養生のポイント】

風熱のときは、熱を冷まし、体液を補う養生が必要です。

  1. 熱を冷ます食材を摂る: 大根、梨、きゅうりなど、体の熱を冷まし、水分を補う食材を摂りましょう。
  2. 刺激物を避ける: 香辛料やアルコール、揚げ物など、体を温めたり、炎症を悪化させたりするものは避けましょう。
  3. 安静と水分補給: 体力と水分が消耗しやすいため、十分な休養とこまめな水分補給が重要です。

その他の見逃せないタイプの風邪

風邪は上記の二大分類だけではありません。他の邪気や体質的な弱さが加わると、症状も対処法も大きく変わります。

湿気と重だるさ:【暑湿(しょしつ)】

主に梅雨や夏の湿度の高い時期に多く見られるタイプで、「夏風邪」とも呼ばれます。

湿邪(しつじゃ)が体内にこもるため、熱はそれほど高くないのに、全身が重だるい、頭が重い、吐き気、食欲不振、下痢といった胃腸症状を伴うのが特徴です。

体力低下で長引く:【気虚(ききょ)】

もともと体力や免疫力(東洋医学でいう「気」)が低下している方が引く風邪です。

症状がダラダラと長引きやすく、悪寒と微熱、強い倦怠感息切れ、そして安静にしていてもじわじわと汗が出る「自汗(じかん)」などが目立ちます。このタイプは、風邪の邪気を追い出すだけでなく、体力を補う(補気)治療が同時に必要になります。


大切なのは風邪の「今の状態」を知ること

東洋医学では、風邪を引いたときでも、「風寒の時期」から「風熱の時期」へと症状が変化していくと考えます。

  • 風寒:「葛根湯」で体を温め発汗させる
  • 風熱:「銀翹散」などで熱を冷ます
  • 気虚:「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」などで体力を補う

大切なのは、今、体が風邪の「どの段階」にいて、「どんな邪気」の影響を受けているか、そして「自分の体質」がどうなっているかを正確に見極めることです。

風邪をこじらせないためにも、「ただの風邪薬」で済ませるのではなく、自分の症状にぴったり合ったアプローチをすることが大切になってきます。

風邪をひいたときの対処法

風邪をひいたときに大切なことは、東洋医学の考え方、西洋医学の知識など様々な視点を組み合わせると、より多角的で効果的なアプローチができます。

ここでは、風邪をひいたときに最も大切なことをまとめてご紹介します。

1.【東洋医学】「邪気」との戦いを助ける

東洋医学において風邪は「邪気」との戦いです。この戦いに勝つためには、体の「正気(せいき)」を温存し、邪気を追い出す必要があります。

大切なこと具体的な行動と理由
安静と休養の確保正気(体力・免疫力)を温存することが最優先。体力を消耗する仕事や無理な活動は避け、睡眠を十分にとり、正気が邪気に打ち勝つ時間を確保しましょう。
自分の風邪のタイプを知る「風寒」か「風熱」か、自分の風邪がどちらのタイプか判断し、間違った対応をしないこと。
タイプに合わせた対処風寒(寒い風邪)なら、生姜湯や温かい食事で体を温め、発汗を促す。冷たい飲食物は避ける。
風熱(熱い風邪)なら、熱を冷ます野菜や果物を摂り、炎症を悪化させる刺激物を避ける。
消化器を休ませる消化活動はエネルギーを多く使います。「気」を消耗させないよう、おかゆやスープなど消化の良いものを食べ、胃腸を休ませましょう。

2.【西洋医学/薬剤師】症状のコントロールと水分管理

西洋医学的な視点からは、ウイルスの増殖を抑え、体力の消耗を防ぐことが重要です。

大切なこと具体的な行動と理由
こまめな水分・電解質補給発熱や発汗、鼻水などで体から水分が失われがちです。脱水は体調悪化に直結するため、水、お茶、経口補水液などを少量ずつ頻繁に摂りましょう。
症状に合わせた適切な薬の使用薬は治すのではなく、つらい症状(発熱、痛み、咳など)を和らげて休養を助けるためのものです。だるさや寒気で眠れないときは、無理をせず解熱鎮痛薬で体力を温存することも大切です。
室内の温度・湿度管理快適な温度(寒すぎず、暑すぎない)を保ち、特に乾燥を防ぐことが重要です。喉や鼻の粘膜の乾燥は、ウイルスの排出を妨げ、症状を悪化させます(湿度50~60%が目安)。
感染拡大の防止マスクの着用、手洗い、うがいで、周囲への感染拡大を防ぐとともに、他の病原体の感染を防ぎましょう。

3.【共通】見極めのポイント

最も大切なのは、単なる風邪ではない重症化のサインを見逃さないことです。

見極めるべきサイン疑われる状態
呼吸困難や息切れ肺炎、気管支炎など
高熱(38.5℃以上)が3日以上続くインフルエンザ、細菌感染の併発など
水分が摂れない、意識が朦朧とする重度の脱水、脳症など
咳や痰に血液が混じる呼吸器系の重い炎症

これらのサインが見られた場合は、自己判断せずにすぐに医療機関を受診してください。風邪の基本は「休養」ですが、無理せず体の声を聞くことが最も重要です。

風邪は万病のもと

「風邪は万病のもと」という言葉もあります。もし、頻繁に風邪をひく、あるいは治ったと思ってもすぐにぶり返すなどのことがあれば、それは「正気(せいき)」、すなわち免疫力や抵抗力がかなり低下している証拠と言えます。

この低下した「正気」を立て直すことが、風邪を根本から予防する鍵だと考えます。

疲労やストレスといった「内因」「不内外因」を見直し、体質に合わせた漢方や養生を取り入れることで、体の内側からバリア機能を高めることができるのです。

単に目の前の症状を抑えるだけでなく、風邪を引かない強い体を目指すこと。それが、本日私が皆様にお伝えしたいことになります。

これからの急に気温が下がり寒くなる季節や体調の変化を感じた際は、ぜひ一度ご自身の「正気」の状態、「内因」「不内外因」に目を向けてみてください。

こきあ相談薬店では「邪気を取り除く(袪邪)」、「正気を補う(扶正)」を助ける漢方薬や漢方食品のご案内ができます。

たかが風邪、されど風邪、風邪をひくととてもしんどいです。

風邪一つ引かず健康な毎日を送るために、心と体の養生を大切にしていきましょう。

根本から治していくために

こきあ相談薬店ではお越しいただいた際に、お客様の生活スタイルや食事の摂り方などを詳しくお聞きし、それぞれお一人お一人に適した漢方薬、漢方食品、サプリメントなどをご提案すると同時に、その方に合った生活や食事の養生法をお伝えしています。

体調というものは一度正のスパイラルに入ると、どんどん良くなっていくものです。今現在、負のスパイラルに陥っているものを、正のスパイラルにもっていくことをサポートするのが我々がおすすめする物とアドバイスである思っていただければよいです。

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