薬食同源(やくしょくどうげん) 薬膳について③

こんにちは。こきあ相談薬店の薬剤師 芳田です。

本日もご訪問いただきましてありがとうございます。

本日は数回に分けてお話している薬膳のお話の3回目です。

本日は東洋医学の考え方の、食物サイドからみた考え方をお伝えします。

東洋医学では、食物をそれが持つ効能効果で食材、食薬、生薬に分類するということを1回目のブログでお伝えしました。

それら食物には実は、体を温めたり、冷やしたりする性質の物があります。

それらを「熱性」「温性」「平性」「涼性」「寒性」の5つに分けて五性といいます。

・熱性・・・体を温める作用が強い。新陳代謝をよくする。
・温性・・・熱性よりは穏やかに体を温めるもの。
・平性・・・体を温めることも冷やすこともせず、常食するもの。
・涼性・・・寒性よりは穏やかに体を冷やすもの。
・寒性・・・体を冷やす作用が強い。消炎・鎮痛作用がある。

このように分類し、

体に熱がこもっている時や、春夏の季節には、寒性・涼性の食材を、
冷えや悪寒がする時や、秋冬の季節には、熱性・温性の食材を摂るのがよいとされています。
(もちろん個人の体質や体調により違ってきます)

普段は平性の食材を中心とし、体調や季節に応じて食材を使い分けるといいのですが、偏りすぎないようにすることが大切です。

また、夏に旬の食材は体を冷やすもの、冬に旬の食材は体を温める物が多いので、ぜひ、旬の物を食卓に取り入れてください。
(しつこいですが、個人のその時の体調などにもよりますので絶対ではありません)

また、東洋医学では食物を、五性とは別に五味という分類もします。

五味とは、「酸味」「苦味」「甘味」「辛味」「鹹味(かんみ)」のことで、これらの持つ性質は陰陽五行の五臓とも深く関係しています。
よって、前回と同様に陰陽五行説は簡単に説明するには複雑ですので、今回はこの五味については端折らせていただきます。

このように、薬膳では様々な考えを元に、その時その時に、個人個人にあったものを、調理方法も加味しながら調理し供します。

我々が普段の食卓に薬膳料理を並べるにはなかなかハードルが高いですが、お茶などにして、少しだけ日々の生活に取り入れてみるということは簡単にできると思います。

次回は手軽に楽しめる薬膳茶を数種類ご紹介します。

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