本日はこきあ相談薬店がキャンドル作家miofiocco.candleさんとのコラボで実現した、瞑想用キャンドルのお話です。
実は瞑想にも、キャンドルにも、それぞれにとても心を癒してくれたり、元気にしてくれたりする効果があります。
その瞑想とキャンドルが合わさったキャンドル瞑想のすごい効果とやり方、そしてその瞑想用キャンドルをこの度、キャンドル作家miofiocco.candleさんに作っていただくことになった経緯をお話します。
このブログが、日々あわただしく過ごしておられる方やネガティブ思考にとらわれがちな方などのお役に立てればうれしいです。

目次
瞑想により得ることができる数々のメリット
瞑想をすることで得られるものは、心身にわたる様々なメリットがあり、近年では科学的な研究によってその効果が裏付けられています。
Appleの共同創業者であるスティーブ・ジョブズが熱心な瞑想の実践者だったことをご存じの方も多いと思います。
最近では「マインドフルネス」という言葉で表現したりもしますね。
そんな瞑想のメリットとして、主なものとしては以下の点が挙げられます。
心の健康への効果
- ストレスや不安の軽減・解消: 瞑想は、脳内のストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を減らし、脳の扁桃体の活動を抑制することで、不安や恐怖を感じにくくするとされています。
また、副交感神経が優位になり、心身がリラックスすることでストレスが軽減されます。 - 感情の安定・コントロール: 自分の思考や感情に気づき、客観的に観察する力が養われることで、感情に振り回されにくくなります。
怒りやイライラといったネガティブな感情を和らげ、より冷静に対応できるようになります。 - 集中力・注意力の向上: 瞑想中に呼吸や身体感覚に意識を集中させることで、目の前のことに集中する力が鍛えられます。
これにより、仕事や学習の効率が向上し、創造性も高まると言われています。 - 自己認識・自己受容の深化: 自分の内面と向き合うことで、ありのままの自分を受け入れ、否定的な感情を減らすことができます。
これにより、自信がつき、心の平穏につながります。 - ポジティブな思考の促進: 瞑想によって「幸せを感じるホルモン」と呼ばれるオキシトシンの分泌が増えたり、思考の質が向上したりすることで、よりポジティブな気分で過ごせるようになります。
- 共感力の向上: 慈悲の瞑想など、他者への思いやりを育む瞑想を行うことで、共感力が高まるとされています。
身体の健康への効果
- 睡眠の質の向上・不眠解消: 瞑想は心と体をリラックスさせ、副交感神経を優位にすることで、寝つきを良くし、深い睡眠を促します。
- 自律神経のバランス調整: ストレスによって乱れがちな自律神経のバランスを整え、交感神経と副交感神経の切り替えをスムーズにします。
- 免疫力の向上: ストレスが軽減されることで、体の免疫システムが正常に機能しやすくなり、病気への抵抗力が高まると考えられています。
- 血圧の改善: 瞑想によるリラックス効果は、高血圧の改善にもつながると言われています。
- 痛みの軽減: 心理的な緊張に起因する頭痛や筋肉痛などの痛みが減少する効果も報告されています。
瞑想は、短時間でも毎日継続することで、その効果をより実感しやすくなります。現代社会のストレスが多い中で、心身の健康を維持するための有効な手段として注目されています。
初心者でも比較的集中しやすいキャンドル瞑想
キャンドル瞑想は、瞑想の中でも特に視覚的な要素を取り入れたもので、「トラタカ(Trataka)」と呼ばれるヨガの伝統的な集中瞑想法の一種です。キャンドルの炎を見つめることに集中することで、様々な良い効果が得られます。
主な良い点は以下の通りです。
- 集中力の向上:
- キャンドルの炎という一点に意識を集中させることで、散漫になりがちな心を落ち着かせ、集中力を高めるのに役立ちます。視覚的な情報が少ないため、他の雑念が入り込みにくくなります。
- 集中すべき対象が明確で分かりやすいため、初心者でも比較的集中しやすい瞑想法と言われています。
- 心の鎮静・リラックス効果:
- キャンドルの炎の「1/fゆらぎ」には、人の心拍や脳波に同調して、心地よさやリラックス効果をもたらす作用があると言われています。これにより、副交感神経が優位になり、心身の緊張が和らぎます。
- 炎のオレンジ色の光は、「やさしさ」「思いやり」「明るさ」「解放感」を与え、気持ちを落ち着かせる効果があるとされます。
- 不安やストレスの軽減に繋がります。
- 視覚情報の遮断と思考の停止:
- 炎を凝視することで、視界から入る他の情報を遮断し、思考の動きを一時的にストップさせることができます。これにより、頭の中を「無」にする感覚を味わいやすくなります。
- 目の浄化・潤い効果:
- トラタカ瞑想は「目の浄化」とも言われ、普段酷使しがちな目をリラックスさせ、目の不純物を流し、慢性的なドライアイに潤いを与える効果があるとも言われています。瞑想中に自然と涙が出ることもあります。
- 自己認識の深化:
- 炎を見つめる中で、自分の内側と向き合い、ありのままの自分を受け入れる感覚が深まることがあります。
- インスピレーションや直感力の向上:
- 集中力が高まり、心が落ち着くことで、新たなアイデアが浮かんだり、直感が研ぎ澄まされることがあります。
なぜこきあ相談薬店が瞑想用キャンドルを作ったのか?
そもそものきっかけは私が以前観ていたユーチューバーさんが、ある日の動画でキャンドル瞑想というものを勧めておられたからでした。
単純に出来ております私は、さっそくアロマキャンドルなるものを買い求め、キャンドル瞑想をやってみました。
もちろん1回や2回、ロウソクに火をつけてみたところで、自分と向き合えるような瞑想なんてものは出来っこありませんでしたが、毎晩毎晩ロウソクに火をつけることをやっていると、不思議なことに、そのうちにロウソクの火に、何とはなしに癒されるようになりました。
ところが、閉め切った狭い自室で、黒い煙を出して燃えているロウソクを見ているうちに段々と、「この空気吸っても大丈夫なのか・・・???」と不安になってしまい、1つのアロマキャンドルを使い切りはしたものの、2個目を購入することはありませんでした。
私の場合は毎朝ロウソクに火をつけ仏壇に手を合わすことが日課になっておりますので、結果的にキャンドル瞑想を毎日やっていることに、後になって気が付いたのですが、ロウソクの火を見つめながら、毎朝、その日一日の予定を再確認したり、離れて暮らす家族のことを思い出したり、とりとめのないことを思い浮かべる、あるいは、何も考えずに「今日の火は大っきいな~」とか、「今日の炎はよく揺れるなぁ~~」などとぼーっとする、1日のうちのわずか5分足らずの時間が、私にとっては、まあまあ落ち着ける、大切な時間であるということを、最近になって実感しています。
自分を客観的に外から見るクセをつけると・・・
自分を客観視できるようになる。ということが前述した瞑想のメリットの一つにありました。
つまり、「ああ、今、私は怒っているんだな~・・」「今は悲しいんだ・・」のように、自分の感情を一歩引いて外から観察できるようになるということです
すなわち感情に振り回されなくなるということですが、さらには、「めちゃくちゃ腹が立つ!!」などという自分の怒りや、「○○で悲しい・・・」「○○だったことが寂しい・・」の様なネガティブな感情を一歩引いて他人事のように見た時に、その感情に対して「ああ~そうなんだ、それは誰でも怒るよな~・・」「それは悲しかったね~・・」「それでもあなたは頑張ったやん!!」などと、癒しの感情が自分の中に芽生えてくることに私は感動的を覚えます。
ネガティブな感情に支配されていた心が、外からの視点で見るだけで、一転して癒しや励ましのようなポジティブな感情になるということが、私には目から鱗のことです。
これってすごいことだと思いませんか?!
東洋医学でも中庸を大切にする
これは悲しみや怒りの感情だけではありません。東洋医学では人間が持つ基本的な7つの感情のこと七情といって、これらの七つの感情は、生理的な反応であると同時に、過度になったり、抑圧されたりすると病気の原因にもなると考えられています。
1.喜(き): 喜び、嬉しい感情。
- 適度な喜びは気血の巡りを良くしますが、過剰な喜びは心を傷つけ、気を緩ませるとされます。
2.怒(ど): 怒り、憤りの感情。
- 怒りは肝に影響を与え、気を上昇させるとされます。過度な怒りは肝の機能を損ない、頭痛やめまいなどを引き起こすことがあります。
3.憂(ゆう): 憂い、心配、悲しみの感情。
- 憂いは肺に影響を与え、気を停滞させるとされます。長期にわたる憂いは肺の機能を弱め、呼吸器系の不調や倦怠感などを引き起こすことがあります。
4.思(し): 思い悩み、考えすぎる感情。
- 思は脾に影響を与え、気を滞らせるとされます。考えすぎると消化器系の不調(食欲不振、消化不良など)を引き起こすことがあります。
5.悲(ひ): 悲しみ、嘆きの感情。
- 悲しみは肺に影響を与え、気を消耗させるとされます。憂いと同様に、肺の機能を弱め、気力が低下することもあります。
6.恐(きょう): 恐れ、不安の感情。
- 恐れは腎に影響を与え、気を下方に降ろすとされます。過度な恐れは排尿の失禁などを引き起こすことがあります。
7.驚(きょう): 驚き、びっくりする感情。
- 驚きは心と腎に影響を与え、気の乱れを引き起こすとされます。急な驚きは心拍数の上昇や不眠などを引き起こすことがあります。
東洋医学では「中庸」といって、物事はなんでも偏ることなく、極端になることなく、常にバランスの取れた、最適な状態を保つことが最適であるという考え方があります。これは感情も同じで、大きく揺さぶられ過ぎることは心身の健康を保つにはよくないことで、瞑想により感情を平穏に保つこと、保てるようにしておくことは大切なことだと思われます。
こきあ相談薬店が作っていただいた瞑想用キャンドルの特徴
今回、miofiocco.candleさんに瞑想用キャンドルを作っていただくにあたり、自分の経験からこだわったことがあります。
①一つ目はロウソクの原料。前述しましたが、閉め切った狭い部屋の中、目の前で黒い煙がでるロウソクを見た時に「これ、大丈夫???」と思った時に、何が原料に使われているかわからないものは絶対にイヤ。体に無害である物を使って欲しいことは絶対条件でした。
今回作っていただいたキャンドルは大豆由来の原料(ソイワックス)を使用しています。
ソイワックス(大豆ワックス)とは
- 大豆を原料とした植物性ワックスです。
- 100%ピュアなソイワックスは、燃焼時に空気中の不純物を減退させ、空気を浄化する効果があると言われています。
- パラフィンワックスに比べてススが出にくく、有害物質の排出が少ないため、よりクリーンな燃焼をするとされています。
- 環境に優しく、アレルギー物質の発生も少ないとされており、小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心して使えます。
②次に大きさ。私が以前購入したのは大きめのマグカップくらいある大きさのアロマキャンドルでした。そのため使い切るのに毎日10分ほど使用しても何か月もかかりました。つまり、使い切る前に飽きてしまったのです。
ですから、短時間で使い切れる大きさのものを作っていただきたかったのです。
3~4時間くらいで使い切れるちょうどいい感じの大きさです。私だけなのか、女性特有なのか、口紅でも、まだあるのに次々と欲しくなりますよね。
非常に小振りの可愛らしい炎のキャンドルですので、お気に入りの小皿などの上において、さらにはそれを自分の手のひらにおいて、近くから炎を見つめて瞑想を楽しんでいただけたらなぁ~と思います。
もしくは、miofiocco.candleさんはお水を張ったコップに浮かべて楽しむ方法を教えてくださいました。その際は口が狭いコップは火を灯すのが難しいので、口が適度な大きさのコップがおススメです。
空調やエアコンなどの風がある場所は炎が安定しませんので、あまり空気の動きがない場所でされるのがおススメです。
手のひらの上でぜひキャンドルの炎の「1/fゆらぎ」を感じながら、ご自分のお好きな時間キャンドル瞑想してみてください。
香りを楽しむためにアロマオイルを添えて
また、その時々の気分によりお好みのアロマを傍に置くことにより、アロマによるリラックス効果、リフレッシュ効果、集中力向上効果などを得られることも可能です。
こきあ相談薬店ではタイヨウノカオリさんのオーガニックエッセンスオイルを取り扱っています。
時々の気分に合わせてお使いいただけるように、柑橘系の香り、ローズの香り、森の香りの3種類が揃っています。
その中でも森の香りに含まれるブルーサイプレスはまだまだ日本では珍しく、かつてのシドニーオリンピックでは「国の香り」として、オリンピアンたちの心を落ち着かせるための癒しに使われたそうですよ。
ぜひ!自然体で炎を見つめる習慣を
このような理由から、毎日毎日あわただしく生きておられる方へ!!
1日の内で数分、いえ1分でもいいので炎だけを見つめる時間を作ってみてはどうでしょう。
科学的には5分以上あたりからストレスレベルが減少したというような研究結果は出ています。(※Mind & Life Institute (マインド・アンド・ライフ・インスティテュート)、Center for Mindfulness at UMass Medical School (マサチューセッツ大学医学部 マインドフルネスセンター)などの研究からの研究により示唆。)
私は1日の内にたとえ1分でも炎を見つめていただくという経験をぜひ、していただきたいのです。そのうちに絶対に1分では収まらないようになります(;^_^A)
ちなみに、複数の研究や一般的なマインドフルネス研究の知見をまとめたものとして、書籍や記事で言及されることが多いのは、1日に20分間の瞑想を4回行うのと、5分間の瞑想を4回行うのとで、抑うつ、不安、ストレスの改善効果に差がなかったということです。つまり、これは「時間の長さより頻度」の重要性を示しています。
まあ、1日に3度も4度もやってくださいとは、もちろん言うつもりはありません。
1日1回でいいので、ぜひ!慌ただしい毎日の中に、このキャンドル瞑想を取り入れて見られることをお勧めします。
経験者としては、言葉での表現は難しいのですが、なんか、いいです✨✨✨
最後に、キャンドル瞑想を行う上での注意点
良い点が多いキャンドル瞑想ですが、火を扱うため、安全性には十分な配慮が必要です。
- 燃えやすい物の近くで絶対に行わない: カーテン、紙、布製品、木製家具などから十分な距離を取り、安定した不燃性の台の上に置きましょう。
- 換気を忘れずに行う: 密閉された空間で長時間燃焼させると、一酸化炭素が発生する危険性があります。適度に換気を行いましょう。
- 目を離さない: キャンドルを灯している間は、火元から目を離さないようにしましょう。特に、眠気を感じやすい方は注意が必要です。
- 消火方法に注意: 息を吹きかけて消すと、熱いロウが飛び散ったり、煙やススが出やすくなります。専用の火消しを使うか、溶けたロウの中に芯を浸して消すのが安全です。
- 芯の手入れ: 炎が大きくなりすぎないように、燃焼前に芯の長さを約5~7mmに整えると良いでしょう。
これらの点に十分注意しながら、キャンドル瞑想を安全に楽しんでみてください。
東洋医学では心身一如という考えかた
今回は心と体は一つという東洋医学の「心身一如」の考え方でもある、心からのアプローチのひとつである瞑想、キャンドル瞑想についてブログを書かせていただきました。
以前のブログには昔のお坊様の瞑想を用いた健康法を書いています。よければこちらもご覧ください。
キャンドル作家miofiocco.candleさんの活動
今回コラボしていただいたキャンドル作家miofiocco.candleさんの活動は下記のQRコードのインスタグラムでご覧になっていただけます。
miofiocco.candleさんが作られるキャンドルの灯りがどれほどの癒しになるかが本当によくわかります。
キャンドル作家miofiocco.candleさんの応援もぜひよろしくお願いします。

こきあ相談薬店2周年創業祭にプレゼント!
この瞑想用キャンドルを、本日8月4日~14日に開催しております、こきあ相談薬店2周年創業祭で、3000円以上お買い上げいただいたお客様にプレゼントしております。
数に限りがありますので、気になる方がおられましたらお早めにお越しください。
根本から治していくために
こきあ相談薬店ではお越しいただいた際に、お客様の生活スタイルや食事の摂り方などを詳しくお聞きし、それぞれお一人お一人に適した漢方薬、漢方食品、サプリメントなどをご提案すると同時に、その方に合った生活や食事の養生法をお伝えしています。
体調というものは一度正のスパイラルに入りさえすれば、どんどん良くなっていくものです。今現在、負のスパイラルに陥っているものを、正のスパイラルに向けることをサポートするのが我々がおすすめする物とアドバイスである思っていただければよいです。
これらを決め、始められるのはあくまでもお客様ご本人です。こきあ相談薬店が出来ることはそれを後方支援することです。
こきあ相談薬店へは下記の方法でご連絡いただけます。ご予約は公式ラインからご連絡いただくのが確実です。
お電話(06-7897-7116)、メール(kochia.yakuten@gmail.com)、公式ライン、ホームページのお問い合わせ欄https://kochia-yakuten.com/contact/、インスタグラムのDMで承ります。
このブログはこきあ相談薬店の薬剤師 芳田がお届けしました。最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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