皆さんはよく夢を見ますか?それはどんな夢ですか?

いい夢を見ている途中に起こされた!なんて時には続きが気になってしまいますよねぇ~~~。

東洋医学には科学的にきちんと説明がとつくものがある一方、経験的、ニュアンス的なものもあり、中には「こじつけちゃうん?!」と思えるようなものまでありますが、いずれも数千年にもわたる人々の観察と経験、いわば人体実験によるものから確立されたものです。

本日は、そんな数千年にもわたる人体実験から導き出された東洋医学の観点から、実はよく知られていない、夢と体調の関係を深堀りしていきます。

夢見で体調がある程度判断できるようになると、生活や食事に気を付けられますよね。

このブログが、皆さんが健やかに毎日を過ごしていただくための少しでも参考になれば嬉しいです。

東洋医学では夢を体からのメッセージと捉える

東洋医学は、現代科学のような厳密な臨床試験や統計データに基づいているわけではありませんが、数千年にもわたる人々の観察と経験、そして多くの臨床例を通して、特定の夢の内容が特定の体調不良と関連していることが見出されてきました。

東洋医学では夢は単なる睡眠中の現象ではなく、心身の状態を映し出す鏡であり、体からの重要なメッセージと捉えます。

現代医学が夢を脳の活動や心理的な側面に注目するのに対し、東洋医学では、五臓六腑のバランスや「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」の流れや過不足など、身体全体の調和との関連性を重視します。

夢の内容や質は、その人の内臓の状態、精神的なストレス、未病(みびょう)の兆候などを反映していると考えられており、特定の種類の夢が繰り返し現れる場合、それは体のある部位に不調があるかもしれない・・・と考えられることもあります。

血虚と悪夢の関連性

東洋医学では体を構成するものを「気・血・水」であると考えています。その中の「血(けつ)」は単に血液を指すだけでなく、全身に栄養と潤いを運び、精神活動を支える重要な物質と考えられています。

特に、血が不足する「血虚(けっきょ)」の状態では、心身に様々な不調が現れますが、その中でも「精神の不安定さ」や「睡眠の質の低下」は顕著であり、これが悪夢と深く関連していると考えます。

血虚が悪夢を引き起こす主な理由は、以下の2つの面から説明できます。

1. 「心」を養う血の不足による精神の不安定化

東洋医学では、自然界のものは「木・火・土・金・水」の系統に分類でき、体の各臓器もそれぞれに相関して「肝・心・脾・肺・腎」の五臓に分類します。

そのうちの一つである「心(しん)」は精神活動を司ると考えられています。心は「神(しん)」を蔵するとされ、この「神」とは意識、思考、感情、記憶といった精神活動全般を指します。(心のもう一つの働きは西洋医学と同じ、全身に血を巡らす働きです。)

そして、この「神」が安定して活動するためには、「血」が十分に供給され、心を滋養していることが不可欠です。

心と血は密接な関係にあり、「心主血脈(しんしゅけつみゃく)」(心が血脈を主る)、「心蔵神(しんぞうしん)」(心が神を蔵する)という関係性があります。

血虚になると、心に十分な血が供給されなくなり、心が栄養不足の状態に陥ります。この状態は、例えるなら、電気が十分に供給されないと不安定になる電化製品のようなものです。心が栄養不足になると、以下のような精神的な不安定さにつながります。

  • 精神が落ち着かない:血が心を十分に養えないため、神が不安定になり、精神的な落ち着きが失われます。
  • イライラや不安感の増加:心が不安定になることで、感情のコントロールが難しくなり、イライラしたり、漠然とした不安感を抱きやすくなります。
  • 思考の過活動:心が栄養不足になると、かえって休まらず、思考が過剰になったり、まとまらなくなったりすることがあります。

このような精神的に不安定な状態が、睡眠中にも影響を及ぼし、悪夢として現れやすくなります。眠りが浅くなり、不安や恐怖、混乱といった感情が夢に強く反映されるのです。

2. 陰血の不足による体の興奮・熱化

東洋医学では、「血」は「陰(いん)」の性質を持つと考えられています。陰は、静けさ、冷やす、潤すといった性質を持ち、陽(活発さ、温める、乾燥)とバランスを取りながら体を安定させています。

血虚は、この「陰」の不足につながります。陰が不足すると、相対的に「陽」が過剰になり、体が興奮しやすく、微熱感や寝汗(寝汗のこと)などの「虚熱(きょねつ)」を生じることがあります。

  • 体の興奮状態:陰血が不足し、相対的な陽気が亢進すると、神経が過敏になり、体が興奮しやすい状態になります。この興奮状態が、眠りの質を低下させ、悪夢を見やすくなります。
  • 不眠や眠りの質の低下:血虚の人は、なかなか寝付けない、途中で目が覚める、眠りが浅いといった不眠の症状を訴えることが多く、これは心が十分に鎮静できないためです。質の低い睡眠は、悪夢の発生率を高めます。

具体的な悪夢の例

血虚による悪夢は、心の不安定さや興奮を反映したものが多く、例えば以下のような夢が見られることがあります。

  • 追われる夢、逃げる夢:不安感や恐怖感を反映。
  • 争う夢、喧嘩の夢:イライラや心の不安定さ、精神的な消耗を反映。
  • 暗い場所、閉じ込められる夢:閉塞感や孤独感、生命エネルギーの不足を反映。
  • 繰り返される不快な夢:解決されないストレスや精神的な負担を反映。

五臓(肝・心・脾・肺・腎)と夢の関連性

東洋医学の考え方の根幹をなす五臓(肝・心・脾・肺・腎)は、それぞれ特定の感情や体の機能と密接に関連しており、夢の内容にもその影響が現れるとされています。

  • 肝(かん):怒りやストレスと関連が深く、肝のバランスが崩れると、争う夢、怒る夢、あるいは木々や草花が枯れる夢などを見やすいとされます。肝は「血」を貯蔵し、気の流れを司るため、その乱れは悪夢や不安定な夢につながることがあります。
  • 心(しん):喜怒哀楽の感情や精神活動を司ります。心のバランスが乱れると、火災の夢、煙が立ち込める夢、あるいは精神的に興奮するような夢を見ることがあるとされます。不安や動悸などの症状と関連することもあります。
  • 脾(ひ):消化吸収を司り、思考と関連します。脾の機能が低下すると、重たいものを引きずる夢、食事に関する夢、あるいは山や丘を登る夢などを見ることがあるとされます。悩みすぎや消化不良などが影響することがあります。
  • 肺(はい):呼吸や皮膚、悲しみと関連します。肺の機能が弱まると、白いものが現れる夢、鳥が飛ぶ夢、あるいは悲しい感情を伴う夢などを見ることがあるとされます。風邪をひきやすい、肌の乾燥などのサインと結びつくこともあります。
  • 腎(じん):生命力や生殖、恐怖と関連します。腎のバランスが崩れると、水に関する夢(水に落ちる、水浸しになるなど)、あるいは高い場所から落ちる夢、恐怖を感じる夢などを見ることがあるとされます。腰痛や足の冷え、頻尿などと関連することもあります。

良い夢を見るのはどう解釈する?

いい夢を見た次の日は、たとえ内容をあまり覚えていなくても、とても気分がいいものですよね~(*^^*)

気が充実し、スムーズに巡り、血が十分にあり、全身に栄養が行き渡り、津液も十分満ち足りた状態であれば、気血水のバランスが取れた状態で、心身は活力に満ちあふれます。そのような時には良い夢をみやすくなります。

また、良い夢を見るということは、気血水のバランスが整い陰陽が調和し、その巡りも良く、臓腑のバランスが取れており、特定の感情に偏りがなく、精神状態が安定していることの表れとも解釈されます。

いい夢は心身が健康であることの証なのですね。

夢を見たかどうか覚えていないという時がありますが、その時はそれほど眠りが深かったと捉えられる場合と、反対に夢を覚えておくことが出来ないほど気血が足りていない場合との両方が考えられます。

その違いは、起きた時のすっきり感、爽快感があれば前者、起きた時に疲労感が残っていたり、すっきり感がない時は後者であることが考えられます。

私の夢はどうだったのか?!

つい先日の私の実体験です。

普段あまり冷たい物は口にしませんが、このところの連日の暑さと、家族が買ってきてくれたアイスクリームが冷凍庫にたくさん入っていたことが重なり、3日ほど夕食後にアイスを食べる日が続きました。

3日目の夜のこと、熱帯夜であるにも関わらず、無意識にクーラーのスイッチを切って(要は体が冷えていた)寝ていた私は、実家が土砂崩れに見舞われている夢を見たのです。

東洋医学的には、胃腸=脾=土と考えますが、 つまり、土が崩れる夢=胃腸の調子が崩れている、崩れる前兆であると考えられます。

実際、翌日の朝起きた時には胃が重~~~く、食欲もありませんでした。

普段はあまり夢の内容を覚えていることがなかったり、気にすることはありませんが、今回はこのブログを書いていることもあり、「やっぱりなぁ~~・・・」と、この妙な関連性に関心してしまいました。

この後、しばらくは胃腸を労わる生活を送ったのは言うまでもありません。

夢から読み解く健康のヒント

もちろん私は占い師でもなんでもありませんので、このブログで夢占いのお話をしているのではありません。

しかし、怖い夢を見ることが多い、毎日夢ばかり見て起きてもドッと疲れている、反対に、楽しい夢を見て朝、めちゃくちゃ気分良く起きることが出来た。などと言う時は、一度ご自分の体調との関連を考えてみると、何か気が付くことがあるかもしれませんね。

こきあ相談薬店では気血水を充実させ、巡らせ、夢見の良い、あるいは夢を見たことすら思い出せないほどの、深い質の良い睡眠をとっていただくために、お客様お一人お一人のお話をお聞きし、その方に合った養生法や商品をお勧めしています。

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根本から治していくために

こきあ相談薬店ではお越しいただいた際に、お客様の生活スタイルや食事の摂り方などを詳しくお聞きし、それぞれお一人お一人に適した漢方薬、漢方食品、サプリメントなどをご提案すると同時に、その方に合った生活や食事の養生法をお伝えしています。

体調というものは一度正のスパイラルに入ると、どんどん良くなっていくものです。今現在、負のスパイラルに陥っているものを、正のスパイラルにもっていくことをサポートするのが我々がおすすめする物とアドバイスである思っていただければよいです。

これらを決め、始められるのはあくまでもお客様ご本人です。こきあ相談薬店が出来ることはそれを後方支援することです。

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このブログはこきあ相談薬店の薬剤師 芳田がお届けしました。最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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