こんにちは。

こきあ相談薬店の薬剤師 芳田です。

本日もご訪問いただきましてありがとうございます。

さて。

お正月も過ぎ、日常生活が戻ってきた方も多いのではないでしょうか。

休み中の食べ過ぎで胃腸がもたれ気味の方はおられませんか?

東洋医学では元気のもと「気」は脾≒消化器で作られるといいます。

胃腸が疲れると免疫力も下がってしまい、風邪などにかかりやすくなりますのでご注意くださいね。

そんな東洋医学ではおなじみの「気」。

体は「気・血・水」で構成されているという考えのもと、そのうちの「気」とは、目には見えない体に張り巡らされている生命エネルギー(パワー)のことをさしています。

「気」が入った言葉も多くあります。

元気・陽気・陰気・やる気・気質・気象・気候・景気・気力・気品・気功・気温・気楽・気骨・気軽・気鬱・気概・気苦労・気魂・気色・雰囲気・気落ち・気絶・気合

気をつける・気をまわす・気が上がる・気が抜ける・気が緩む・気が軽くなる・気が入る・気が下がる・気が滅入る・気が晴れる・気を巡らす・気が散る・気が乗らない・気が引ける・気が合う・気を遣う

・・・・・etc・・・・

中には人に関する以外の現象、気象や景気などの言葉も含まれていますが、実は自然界にも「気」が巡っていると、東洋医学では考えます。

といいますか、人間こそ自然の一部であるという考え方ですね。

日々をはつらつと、充実して過ごすには、その気が充実していることが大切です。

そんな「気」ですが、「先天の気」と「後天の気」の二つがあります。

先天の気とは親から貰ってきた気のことで、これは人によりそれぞれ違います。同じ親から生まれた兄弟姉妹であっても、その時の親の歳や健康状態など、その時の親自身の持つ気により、貰って出てくる気は違います。

これは以前のブログ、あなたのボールでも書きました。

https://kochia-yakuten.com/%e3%81%82%e3%81%aa%e3%81%9f%e3%81%ae%e3%83%9c%e3%83%bc%e3%83%ab%ef%bc%88%e5%bf%83%e8%ba%ab%ef%bc%89/

そして後天の気とは、自身が生まれたのち、食べたものと空気から自ら作り出す気のことをいいます。

従って、かりに生まれ持った先天の気が弱小の場合でも、後天の気を自分でしっかりと作り出すことさえ出来れば、その人は元気に充実した日々を過ごすことが出来ます。

反対に、せっかく十分な先天の気を親から受け継いだとしても、不規則な生活で気の無駄遣いをしたり、暴飲暴食で後天の気を補充できずにいたりすると、段々と気が少なくなってきて、やがては気が無くなってしまって、その人は生涯を閉じることになってしまいます。

そうです。気が無くなること=生きていけなくなることです。

昔からたくさん食べる人(=胃腸が丈夫な人)は長生きする。といいます。実際にその通りです。そのような方は、もともと十分な先天の気をもらっていたかもしれませんが、それを無駄遣いすることなく、また後天の気の補充がしっかり出来ている訳です。

それでは、いったい何を食べればいいのか・・・・?

ヒントは気・・・ではなく、氣という漢字のなかの米にあります。

現在は「気」と書くこの「氣」という漢字は1964年に「当用漢字表」が制定され、漢字の簡略化が進められるまでは、一般的な漢字として使用されていました。

日本人が古くから主食としてきた米は気や血を生み出す源となる臓器である脾胃(脾臓と胃の総称)を温め、消化機能を向上させると考えられています。お米を食べることで、これらの働きを活発にすることができ、気をたくさん作ることができます。

また、お米は体を温める性質があり、冷え性や消化不良の改善に役立ったり、心を穏やかにし、精神を安定させる効果もあるとされています。

ようするに、米が気を作り出すものであるから、気という漢字には米が使わているわけであります。

・・・・と長々と書き連ねましたが、言わなくても字を見ればわかる・・・・・といわれそうですね。

実は、米は粳米といって、麦門冬湯(バクモンドウトウ)や白虎加人参湯(ビャッコカニンジントウ)などの漢方薬にも使われています。

また、日本では昔から、大病を患ったり、寝込んだ後には重湯→粥→柔らかく炊いたご飯を食べて体を回復させていました。

最近の日本ではご飯よりもパン、あるいは糖質は体に良くないなどと、お米の消費が減っているようですが、米が日本人の主食たるゆえんをお分かりいただけると、ご飯を味わって食べようという気持ちになります。

しかし、かといってお米ばかり食べていればいいというわけではありません。

人間は雑食動物であるということを忘れずに、米を主食として、いろいろな物を満遍なくいただくことが大切です。

本日は東洋医学における「気」と米の関係性をお話しました。

もう頭の中はお茶碗に盛られた白いご飯に占領されていることでしょう。

みなさんは、ご飯のお供には・・・・なにが一番お好きですか?・・・・私は・・・熟考・・・お漬物かな(*^^*)笑

くれぐれも食べ過ぎにはご注意くださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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