こんにちは。
こきあ相談薬店の薬剤師 芳田です。
本日もご訪問いただきましてありがとうございます。
さて。
寒いです。1月ですからね。
それにしても、今年は寒いです。
冷え性の方は困っておられる方が多いのではないでしょうか。私もなかなか厳しいです。
冷え性の改善には体に筋肉を付けたり、体の内側から体質を改善してゆくのが根本改善になりますが、それには時間が必要です。
本日は、とりあえず、今現在の冷えに対応するために、少しでも効率的に体が温まる方法をいくつがご紹介します。
①4つの首を温めること。これは王道ですね。私もいままでのブログで何度も書いてきました。4つの首とは、手首、足首、首、そしてくびれ=腰をレッグウォーマーやハンドウォーマー、マフラー、腹巻で保温するということですね。
首と名が付くところは細くなっていて血管が外界と近いので、そこを温めると効率的に血が温まり、温まった血が全身に巡るようになり、体が暖まるという理屈です。
また、とくに腰の血管は太いので、使い捨てカイロを腰に貼ると全身暖かく過ごせます。ただし、低温やけどには注意が必要です。
②耳を温める。つぎは耳。耳には全身のツボがあります。ですので耳をひっぱったり、マッサージすることにより血流がよくなったり、自律神経の働きが整い血流がよくなります。また、耳の周辺には毛細血管やリンパが密集しているので、耳への刺激により、ここの血流やリンパの流れもよくなり、結果的に全身が温まります。
③帽子をかぶる。体温の約10%は頭部から失われると言われています。帽子をかぶることで、頭部からの熱の放散を防ぎ、体温を維持することができます。特に、小さなお子さんやご高齢の方、体調の悪い方は、頭部から熱が放散されると体調に及ぼす影響が大きいので、帽子をかぶることで体温を維持することが特に重要です。ウールやフリースなど、保温性の高い素材を選ぶと効果的で、さらには大きすぎると隙間ができ、保温性が低下してしまうので、頭にぴったりとフィットするものがいいようです。
④靴下の重ね履きをする。空気の層ができるので保温力が増し、地面や床から足が冷えるのを防げます。最近では裏がボア素材の靴下がたくさん出回っています。私はあまり高価なものではなく、手ごろな価格の靴下を毎年買い替える方が温かさは実感できるような気がしています。
⑤部屋の湿度を適度に保つ。湿度が低いと、体感温度が実際の気温よりも低く感じられます。とくに冬は空気が乾燥しますので、加湿器などを使って部屋の湿度を40~60%に保つのが、体感温度の面からも健康面からも良いようです。
⑥肌着、洋服の重ね着と素材の選択。洋服の重ね着は靴下の重ね履きと同じく、空気の層ができるので保温力が上がります。洋服の素材を変えると、それぞれの素材の良さが発揮できます。(例えば、吸湿発熱素材、ウール素材、風を通さない素材などのもの)ウインドブレーカーのようなものを外側に着ると風を通さず保温力も増します。
ただし、厚着しすぎると汗をかいてしまい、かえって汗冷えをしてしまうこともあるようですので、汗をかく前にこまめに脱ぎ着したり、汗をかいてしまったら、着替えるようにしてください。
⑦起きぬけにあたたかい白湯を飲む。起き抜けにあたたかい白湯を飲むと臓器が温まり、働きが良くなります。ちなみに、チベットでは、「薬の最初は白湯」という言葉があります。それほど白湯は健康によいという意味なのでしょう。
その他では、
髪が濡れていると体の冷えに繋がりますで、シャンプーをした後にはすぐに乾かすことが大切です。その時に首の後ろには風池(ふうち)や大椎(だいつい)というツボがありますので、首の後ろ、とくに髪の生え際あたりを念入りにドライヤーで温めると風邪予防になります。
お風呂に入る時には、入浴剤によっては、より早く体の芯から温めてくれる効果のあるものもありますので、そのような入浴剤を使われると効率的です。(こきあ相談薬店でも取り扱っています。)
ショウガやネギ、唐辛子は体を温める効果がありますので、そのようなものが入った食事やドリンクを摂ると体が温まります。
お灸や温灸で冷えに効くツボを温めるのも効果的です。こきあ相談薬店で取り扱っている温灸器は服を着たまま冷えに効くツボに温灸ができます。耳にも温灸出来るのが特徴です。熱すぎずお風呂に入っているようなぬくもりの温灸です。
以上のように7個+α、簡単にできる冷え対策をご紹介しましたが、やはり、最も効率的でかつ安上がりな対策は、動くことに尽きます。
動くことにより熱が生まれますので体は温まります。
筋肉の少ない方、虚弱な方は、止まるとすぐに冷えてしまうのが難ですが・・・これは長い目で体質改善の余地ありですね。
冷えが辛くて仕方がない方は、今現在の冷えへの効率的な対処をしながら、同時に将来を見据えて、根本から冷え性を改善していくことをお勧めします。
体が冷えることは生命を脅かす危険なことです。(大げさではありません。実際に低体温症で人は亡くなってしまうこともあります。)放っておくと体の機能に様々な悪影響を及ぼします。
その日の冷えはその日のうちに取り去り、翌日に持ち越さないことが一番です。
冷えが辛い方は、今、この時から出来る冷え対策を始めてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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