こんにちは。こきあ相談薬店の薬剤師 芳田です。
本日もご訪問いただきましてありがとうございます。
さて。
本日の内容は、私が他のブログなどで何度も書いてきたこと(いわゆる焼き増し)ですので、
ご存じの方もあるかもわかりません。よって、「あ~~知ってる~~」といわれる方は飛ばしてくださいね。
今から30年弱前のことになりますが、当時勤めていた薬局のボスと一緒に月イチで参加していた勉強会がありました。
ある時その勉強会で、元宮崎医科大学皮膚科の教授の井上勝平先生という方が計4回にわたり皮膚病についての講義をしてくださいました。
臨床の場での実例をもとにの講義はその後の仕事に大いに役立ちました。(ワスレテシマッタコトモオオイケド・・・)
医師の国家試験も作られたことがあるという井上先生は、なかなかユニークな先生で、その講義の前と後に毎回必ず、ご自分が行かれた海外の風景や人々の写真のスライドやお気に入りの言葉をスライドにしたものを見せてくださいました。
そんな中のスライドの数枚の言葉が、二十数年たった今でも私の大切な財産になっています。
それは人間の感受性のすばらしさと愛の大切さ、日本語のすばらしさを讃えた言葉でした。
そのひとつ目が、
「優しいという漢字は、人べんに憂い(うれい)と書きます。ようするに、人の憂いがわかる人が優しい人です。そして、日本語では、優しいを優れる(すぐれる)と呼びます。ようするに、優しい人が優れた人なんです。」
そして、もう一つの言葉が、
「患者を英語でいうとpatient(ペイシェント)。この言葉の由来はラテン語のpatiēns=忍耐強いからきています。すなわち、痛みや病気の苦痛に耐え忍ぶ人のことなんです。さらに、日本語ではそれを漢字で患者と書きます。患者とは、すなわち心に串が刺さった人なんですよ。」
日本人の感性は本当に素晴らしい!!というようなことも言っておられました。
医師になる人は勉強ができるだけでなく、人間性も持ち合わせていないといけないということを、その時に言われていたのですが、それは医師だけでなく、医療に携わる人間すべてがそうであるできだと言っておられたのではないかと思います。
当時はまだまだ若く、目の前の患者さんの事、心情よりも、むしろ患者さんに処方された薬や、棚から出して販売しようとしている薬の成分や作用機序を説明することの方に注力していた、とても頭でっかちだった私は、このようなことを初めて教えてもらったので本当に衝撃を受けました。
以来この言葉は、私の薬剤師としてだけでなく、人間としての矜持となっています。
「人の憂いがわかる人、心に刺さった串を抜けなくても、痛みをさすることができるひと。
ソウイウヒトニワタシハナリタイ(と、宮沢賢治チックに言ってみる・・・)」
久しぶりにこのお話を書きましたが、
単に薬を渡す人、売る人ではなく、
人の憂いがわかる人になっているかなぁ~。そうなりたいなぁ~~。
と、実は、いつも心に想いを秘めて仕事にとりかかっています。
最後に。
こきあ相談薬店のHPにはお店の紹介動画があります。
実は娘薬剤師はユーチューブデビューしているのです~~~~・・・・(;^_^A
ここでも、こきあ相談薬店の開店への想いを、娘薬剤師が熱く?!語っております。
もしよろしければ、飛ばし飛ばし、もしくは2倍速ででもご覧になっていただければ嬉しいです。
こきあ相談薬店へのアクセス動画も載せてあります。
なお、動画内では土曜日の営業時間が13時半までとなっておりますが、当面の間は2時間半延長し、16時まで営業しております。
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