ヨモギの五善し

こんにちは。

こきあ相談薬店の薬剤師　芳田です。

本日もご訪問いただきましてありがとうございます。

さて。

ヨモギと聞いて皆様は何を想像されますか？

私は？

もちろん！！ヨモギ餅です・・・・(;^_^A・・・いつでも食べること最優先♪・・・・(;^_^A(;^_^A(;^_^A

田舎出身の方であればご存じだと思いますが、ヨモギは土手や田んぼのあぜ道にふつう～～～にある植物です。べつに珍しくも何ともない植物です。

田舎出身の私も子どものころ、春になるとヨモギ餅を作るためにおばあちゃんとヨモギを採りに行った記憶があります。

そんなヨモギが、すごい効能効果を持っている植物であることを知ったのは、実は大人になってからです。

本日はそんなヨモギのもつパワーについてお話します。

ヨモギはキク科の多年草で、やせ地にも生え、地下茎・種子の双方で殖える繁殖力の強い植物のようです。

別名ハーブの女王といわれるヨモギは、昔から民間療法として様々な用途に使われてきましたが、一番端的にヨモギの効果を表した言葉が、本日の題名にしている、「ヨモギの五善し」だと思います。

五善しとは、「飲んでよし、付けてよし、浸かってよし、嗅いでよし、燃やしてよし」このの五拍子がそろった野草である。ということです。

①飲んで善しとは、その通り、葉っぱをお茶にして飲んだり、食べるという用い方。栄養的には、豊富な食物繊維や鉄分、クロロフィル、酵素やビタミン、ミネラルが含まれていて、デトックス効果や貧血の予防、免疫力アップにも効果があるそうです。　

　また、ヨモギは艾葉（ガイヨウ）という名前で、身体を温めたり血を止めたりする漢方薬としても使われています。（弓帰膠艾湯・阿膠柏葉湯など）

②付けて善しとは、昔は葉っぱをもんで虫刺されや切り傷に使われていました。ヨモギで化粧水を作ってスキンケアに使われる方もあるようです。

③浸かって善し・・・ヨモギを入浴剤として使うと、体の芯まで温まり肌荒れや冷え性に効果があります。

④嗅いで善し・・・ヨモギの精油成分であるシオネールには気持ちをリラックスさせる効果があるといわれています。

⑤燃やして善し・・・もぐさはヨモギの葉っぱの裏の白い毛ですよ～と言うと「初めて知りました！」と言われる方が多いです。「よもぎ」の名前の由来に「善燃草」があります。お灸をすることにより細胞の活性化、皮膚疾患の回復向上などの効果があります。

もともとは中国が発祥で、約600年にわたり韓国の民間療法として親しまれている「よもぎ蒸し」も身体を芯から温め新陳代謝を促し免疫力を向上させ美容と健康に良いと、多くの人に支持され、現在では日本でもよもぎ蒸しのサロンがたくさんあります。

＊よもぎ蒸しとは、ヨモギや薬草を煮たてた蒸気を下半身から直接取り入れて体全体を温める民間療法。

以上の様にヨモギは我々のとても身近にあり日々の健康にとても役立つ植物であります。

こきあ相談薬店でもこのヨモギを使ったお茶や、入浴剤、温灸や健康食品をいろいろと取り扱っております。

それぞれ一つ一つに特徴がある商品です。

これらは一回使ったからといって効果があるようなものではありません。

しかし、使い続けていただくうちに、「なんかいい～～✨」「いい感じがする✨✨」と言われる方がほとんどです。

お試しにもなっていただけますので、ヨモギの五善しをお試しになってみられたい方はぜひ、ご連絡をお待ちしております。

急に寒さが増してきました。

ヨモギパワーを活用して寒さに負けない体をつくりましょう！！

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