日差しが強くなる季節はもちろん、曇りの日や冬でも降り注いでいる紫外線。私たちの肌だけでなく、目や髪にも様々な影響を与える可能性があります。ここでは、紫外線対策の基本と、部位ごとの具体的なケア方法を分かりやすく解説します。

紫外線って何が良くないの?

紫外線は、太陽光線の一種で、波長の長さによってUVA、UVB、UVCの3種類に分けられます。地表に届くのは主にUVAとUVBです。

  • UVA: 肌の奥深くまで прониква、じわじわと肌の弾力を失わせ、シワやたるみの原因となる光老化を引き起こします。また、曇りの日や窓ガラスも透過しやすい性質があります。
  • UVB: 肌の表面に強く作用し、日焼けによる赤みや炎症、シミやそばかすの原因となります。

部位別!紫外線対策のポイント

1. デリケートな肌を守る

  • 日焼け止めを賢く使う:
    • SPFとPA: 日焼け止めに表示されているSPFは主にUVBを防ぐ効果、PAはUVAを防ぐ効果を示します。外出する時間や場所に合わせて適切な数値のものを選びましょう。
    • 塗る量と塗り直し: 製品に記載された量をムラなく丁寧に塗り、汗をかいたり時間が経ったりしたらこまめに塗り直しましょう(2~3時間おきが目安)。
    • 顔だけでなく全身に: 首の後ろ、腕、脚など、露出している部分は忘れずに塗りましょう。耳や手の甲も意外と焼けやすい部分です。
    • 屋内でも油断せずに: UVAは窓ガラスを透過するため、室内にいる日でも日焼け止めを塗っておくと安心です。
  • 日傘や帽子を活用する: UVカット加工がされた日傘や、つばの広い帽子は、直接紫外線を浴びるのを防ぎます。
  • 衣類でカバーする: 長袖のシャツやUVカット加工のされた衣類を着用するのも効果的です。黒っぽい色の衣類は、紫外線を吸収しやすいと言われています。
  • 日差しの強い時間を避ける: 一般的に、午前10時から午後2時頃は紫外線が最も強い時間帯です。できるだけこの時間の外出を避けましょう。
  • 保湿ケアをしっかりと: 紫外線を浴びた肌は乾燥しやすくなります。化粧水や乳液でしっかりと保湿し、肌のバリア機能を保ちましょう。

2. 大切な瞳を紫外線から守る

  • UVカットサングラスを活用する: サングラスを選ぶ際は、レンズの色だけでなく「UVカット」機能があるかどうかを確認しましょう。色の濃いレンズでも、UVカット機能がないとかえって瞳孔が開き、より多くの紫外線を吸収してしまうことがあります。
  • UVカットメガネやコンタクトレンズも有効: 普段メガネをかける方はUVカット機能付きのレンズを選んだり、UVカット機能のあるコンタクトレンズを使用したりするのも良いでしょう。
  • 帽子や日傘と併用する: 目への紫外線対策には、顔全体を覆うつばの広い帽子や日傘との併用が効果的です。
  • 目の周りのケアも忘れずに: 目元の皮膚はデリケートなので、日焼け止めクリームを優しく塗布しましょう。

3. 意外と無防備な髪と頭皮もケア

  • 髪用のUVカットスプレーを使う: 髪の表面にスプレーすることで、紫外線による乾燥やダメージから髪を守ります。数時間おきに塗り直すと効果が持続します。
  • 帽子や日傘でカバーする: 直接紫外線を浴びるのを防ぎ、髪の毛や頭皮へのダメージを軽減します。
  • 分け目を変える: いつも同じ分け目にしていると、その部分に紫外線が集中してダメージを受けやすくなります。たまに分け目を変えるのも対策の一つです。
  • ヘアオイルを活用する: UVカット成分配合のヘアオイルは、髪の表面を保護し、紫外線による乾燥を防ぎます。
  • 濡れた髪を放置しない: 濡れた髪はキューティクルが開いており、紫外線ダメージを受けやすいため、タオルドライ後すぐに乾かしましょう。
  • 頭皮のケアも大切: 頭皮も紫外線によって乾燥したり炎症を起こしたりすることがあります。頭皮用のUVカットスプレーや、帽子などで保護しましょう。

曇りの日や冬でも紫外線対策は必要?

はい、必要です。

  • 曇りの日: 雲は紫外線を完全に遮断するわけではありません。薄い雲であれば、晴れの日の約80%もの紫外線が地表に届くと言われています。
  • 冬: 冬でも紫外線は降り注いでいます。特に雪や氷は紫外線を反射するため、雪山などでは注意が必要です。

紫外線対策は一年を通して

紫外線は一年中降り注いでいます。肌や目、髪の健康を守るためには、季節や天候に関わらず、日々の紫外線対策を習慣にすることが大切です。

最後に

紫外線は、シミやシワ、皮膚がん、白内障など、様々な悪影響を及ぼす可能性があります。今日からできる紫外線対策を生活に取り入れて、健やかな肌、クリアな視力、美しい髪を守りましょう。

こきあ相談薬店では簡単お手軽にできる紫外線対策方法があります。下記は紫外線に関することをより詳しく書いたブログです。こちらも併せてぜひご覧ください。

日差しが強くなってきたらカシ―ボザールマニュアンUVプラスの出番です!

今日は香椎化粧品さんのトレーナーの先生にお越しいただき、カシ―ボサールマニュアンシリーズの勉強会を行いました。 本日はその勉強会のお話です。 私とマニュアンシリー…

冬こそビタミンC!老化ストップ&免疫力アップの秘訣

はじめに:冬こそビタミンCを! ビタミンCといえば、シミ・そばかす予防に!=紫外線が強い時期=夏場 ということで、紫外線の強い夏場に積極的にビタミンCを摂取される方…

ついに見つけた!感動のノンケミカル日焼け止め☀️

長年の悩みだった日焼け止めによる肌荒れ…😭 過去に何度か痛い目に遭って以来、某メーカーさんのノンケミカル処方の日焼け止めをずっと使っていました。そんな私が…

根本から治していくために

こきあ相談薬店ではお越しいただいた際に、お客様の生活スタイルや食事の摂り方などを詳しくお聞きし、それぞれお一人お一人に適した漢方薬、漢方食品、サプリメントなどをご提案すると同時に、その方に合った生活や食事の養生法をお伝えしています。

体調というものは一度正のスパイラルに入ると、どんどん良くなっていくものです。今現在、負のスパイラルに陥っているものを、正のスパイラルにもっていくことをサポートするのが我々がおすすめする物とアドバイスである思っていただければよいです。

これらを決め、始められるのはあくまでもお客様ご本人です。こきあ相談薬店が出来ることはそれを後方支援することです。

こきあ相談薬店へは下記の方法でご連絡いただけます。ご予約は公式ラインからご連絡いただくのが確実です。

お電話(06-7897-7116)、メール(kochia.yakuten@gmail.com)、公式ラインホームページのお問い合わせ欄https://kochia-yakuten.com/contact/インスタグラムのDMで承ります。